Le Rayon Vert / ル・ラヨン・ヴェール

<香調>　グリーンフローラルシプレ
<仕様>　ユニセックス
<容量>　3ml
<濃度>　Attar

トップ	エレミ、ベルガモット、ライム、アルデヒド、アルテミジア、ヒヤシンス、クラリセージ
ミドル	ジャスミン、イランイランabs、カーネーションabs、トンカビーン、ローズabs、ローズゼラニウム、ガーデニアabs、チュベローズabs、ガーデニアアコード、シクラメン、スズラン
ラスト	フランキンセンス、ローズウッド、オークモス、ベンゾイン、シベット、ムスク、アンバーグリス、タバコ、ファーバルサムなど

2017年発売。1986年に公開されたフランス映画「緑の光線」をタイトルとした香り。夕陽が水平線に沈むとき、一番長い波長の青が緑に見えた人は幸せになるのだという。

テーマがテーマなのだから、さぞかしグリーンなのだろうと構えていたら、彼のラインの中では比較的キレイ目なヒヤシンス調のグリーンフローラルが広がりました。もちろんそのベースにあるのはダークなエッセンスですし、フローラルアブソリュートも多いため、透明感のあるフローラルではありません。でも、ワイルドな中に花々の美しさが感じられますし、次第に感じられるようになるオークモスが奏でるベースはクラシカルそのもので、最後は少しココナッツ風の甘さが感じられるようになります。Guerlainの夜間飛行を思い起こさせるようなクラシカルで重厚感のあるグリーンフローラルシプレです。

(24/10/2019)

profice～香水のポータルサイト～