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Vetiver Dance / ベチバーダンス


<香 調> テンダーウッディ
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 50ml
<濃 度> EDT

トップ
グレープフルーツ、ブラックペッパー、クラリセージ、スズラン、ジャワベチバー、シダーウッド、アンバーグリス、ラブダナム、トンカビーン
ミドル
ラスト



3周年記念ということでAndyさんのブログで先着100名に配布されたプレサンプルです。2mlのサンプルは彼の手作りですがとてもしっかりとしています。2008年10月に発売を目指している新作のベチバーなのですが、まだ名前はありません。仮タイトルとしてベチバーのダンスとありましたが、未決定のために送られてきたサンプルにはUnnamed Vetiverと書かれていました。 (→その後、無事に発売となりました)

肌に乗せてみた瞬間はトンカビーンがドカッと瞬間出て和菓子風の香りに感じましたけど、すぐにそれは落ち着いてライトパウダリー系のウッディになります。精油感が強いのですが、重くなっていないのはスズランがあるからだろうし、軽くなっていないのはラブダナムがあるからでしょうね。一言で言うと「ソフトな香り」。もっと野性味溢れるがっつり系のベチバーになるのかと思っていたらとんでもなく優しげな香りになっていてびっくりです。でも、ウッディですよ。時間と共にどんどんウッディが前に出てきてベチバーらしさも強くなります。最終的にはライトアンバー系のベチバーと言うと良いのかも、トップで感じたトンカビーンは幾分薄れてスズランもセージのグリーン香もなくなってベチバーを楽しめるようになります。こういう優しい香りにはきっとご本人の性格が出ているんでしょうね。

(08/07/2008)


何故ベチバーと踊るのか、ということが発売後に明らかとなりました。1年以上コミュニティを通じて試行錯誤していたベチバーの香りで、ベチバーの香りの中に宝石のような宝物を隠したのです。くるくると居場所を変えて見つけにくい香りたちを宝探しのように見つけて楽しむ、ということのようです。隠れているのはグリーンリーブス、クリアなスパイス、そして柔らかな花びら。ベチバーを中心とした香りの中にくるくると回る様々な香りたち・・・その輪の中に入ってダンスのするように楽しみましょうというもの。

フルボトルの現行品はセージ、スパイス、トップのグレープフルーツがきちんとトップノートが香っています。随分グリーンがはっきりと出ていてサンプルの時とは違った印象になっていますね。(もう少しトップからトンカビーンがいたような)香りは次第にアンバー系ベチバーになっていくのですが、グリーンノートがきちんと残っていることと、トンカビーンが次第に主張してくるあたりがポイントです。ラストノートはかなり強くトンカビーンが出てきますから・・・。フローラルはほとんどわかりませんが、全体的なテンダーノートをピリリとスパイスが引き締めていて年中使えそうなマルチなベチバーとなっています。

(06/01/2009)

 

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