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Innocent / イノセント


<香 調> フルーティーオリエンタル
<仕 様> レディース
<容 量> 25ml
<濃 度> EDP

トップ
ベルガモット、マンダリン、ヘリオナール
ミドル
ハニー、デューベリー、ブラックカラント、パッションフルーツ
ラスト
シュガーアーモンド、メレンゲ、ムスク



1999年の発売で、イノセントではなく、エンジェルイノセントと表記されている場合もありますが、ボトルに刻まれているのはInnocentの文字。香りを手がけたのはLaurent Bruyere。これは、エンジェルのライト版というか、シアー版なんですよ。香りはとてもジューシーなトップノートではじまり、どちらかと言うとミドルにあるブラックカラントとパッションフルーツの香りが大きいのかな。ブラックカラントの他に洋ナシのような香りとグレープフルーツ的な香りがします。マドレーヌヴィオネットのクチュールのような印象です。シュガーアーモンドとかメレンゲとか、ベタベタした甘さはほとんどなくて、ジューシーな面が前に出ています。ミドル以降は、フルーティーさが次第に姿を消して、甘みのあるアーモンドを中心とした香りになります。アーモンドオイルの香りもします。ただ、バニラではないので、そこまで重くは感じません。

ボトルはとても涼しげで、上から見ると花のようになっているんです。そのカットも場所によって深さが違っており、ミュグレーならではの「ボトルへのこだわり」が感じられます。スプレー部分とボトルの下面に星の装飾があるのもミュグレー好きには嬉しいですよね。

(13/06/2008)

 

透明感のあったキャップはいつしか濁った薄い黄色へと劣化してしまいましたが、透明なプラキャップの宿命のようなもの。近年のハイエンドラインはメタルのキャップが採用されることが多くなりましたが、メタルキャップもものによっては劣化してしまいます。時代と共にいろいろと質も変わりましたが。

久しぶりに肌に乗せてみたのは、やっぱりグルマンのイメージが強いミュグレーだから。でも、そんなミュグレーの中でもこの香りはとてもフルーティーで、ライトブルー(経年でブルーグリーンへと変化してしまいましたが)のボトルからは想像も出来ないフルーティーさがトップから広がります。パッションフルーツの酸味、ブラックカラントの苦味のある酸味、そこにアーモンドが重なり、ジューシーなトロピカルフレグランスのように広がります。それでも、随分とフレッシュノートがあるようで、全体としてはシアーなフルーティーさとなっており、スイートムスクに溶け込んで消えていきます。調香だけを見るとフローラルはないんですね。厳密にはフルーツのアコードの中にフローラルノートはたくさんあり、ヴァイオレット調の香りがスイートムスクと共に残るのですが、フルーツの方が強めでムスクが控えめであるところから、サマーフレグランス風な作りであったことが感じられます。

(06/01/2021)

 

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