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Bigia / ビジィア


<香 調> フルーティーフローラルムスキー
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 100ml
<濃 度> Extrait de Parfum

トップ
パッションフルーツ、レッドフルーツ、サフラン
ミドル
マグノリア、ムスクローズ、ホワイトオーキッド、ローズアブソリュート
ラスト
ホワイトウード、ウード、サンド、アンバー、ムスク



 

2016年発売で、アニバーサリーコレクションの香り。Guminと共に発売された、祖母へのオマージュの香り。ボトルは下記のCasanova同様に、ボックスを開けると上蓋にライトがあり、ボトルキャップの刻印を照らすというなんとも豪華な仕様となっています。

祖母ということでレディースを意識した調香となっているのは確かなのですが、全くフェミニンではないあたりがPaoloらしいところ。トップでは微かにレッドフルーツをアクセントとしたローズが香り、ブーケとなって広がるのですが、サフランが効いていたり、Guminに共通するアンバーウッディノートがベースにあったり、ペアフレグランスであることが理解できます。基本的にはローズウードの変形版で、ローズがあまりフェミニンにならずオリエンタルなアンバーウッディへと落ち着く形となっていますので、やはりユニセックスで使えますよ。

(23/11/2016)

 

毎年数量限定で生産されるこのシリーズ、製造の度に年が刻まれます。このボトルは2018年のバージョンということに。通常の製品よりもボトルキャップが豪華で美しく、こだわりが感じられます。香りは、トップでパッと酸味のあるフルーツが弾けますが、すぐに柔らかなサフラン調のムスキーウッディへと変化していきます。改めて香ると結構ムスクが強く、全てを包み込んで柔らかな香りとしていることがわかりました。ローズもウードもムスクに包まれ、アンバーグリスが強すぎないアンバーウッディムスクが肌に残るのですが、とても肌馴染みの良いラストです。この香り、ベースにあるのはクラシカルなもの、おそらく祖父母が残したレシピがあるのでしょう。20年寝かせたウードを使用しているそうですよ。

(03/07/2018)

 

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