2017年、橋本宗樹方が創設したブランドで、昨年スタートしたもの。ArgelanとThe Public Organicというスキンケア、オーガニックコスメのブランドを立ち上げている方で、2000年にColoursという会社を設立してスタート。そこから、フレグランスがスタートしたのです。別途クリエイティブディレクターを起用し、メインビジュアルは荒木経惟という力の入れようで、すでにパリはプランタンでも発売されています。僕はミラノの10コルソコモで見て知りました。

ボトルはパッケージは日本的な白で統一され、帳は多い隠し秘める布という意味から、秘める美というコンセプトで作られているそう。製造は日本香堂で、全ての調香にはウードを軸としたHidden Japonism834というオリジナルベースを使用しているそうです。 2017年8月、5つのEdPと5つのキャンドルでデビュー、50、100mlが12,960、16,200円、キャンドルは250gで7,776円で発売に。

僕は、全てが白いこのデザイン、手に取るとステキなのですが、フォントも含めて撮影がしづらく、画像で魅力を伝えるのが難しい商品だと思いました。ボックスも豪華なのは確かですが、海外で購入したり、お土産として購入するにはかさばりすぎて邪魔に感じられるかもしれません。全てを白にしてしまったことで華やかで明るい香りは違和感を感じてしまうかもしれませんが、この後で全てブラックのラインをリリースしたり、全てレッドのラインをリリースしたりしても、それはそれで日本っぽいカラーになるでしょうし、商品のコンセプトもしっかりとしていますので、これからの展開が楽しみです。(27/08/2018)

2021年11月末日をもってブランドは終了。Thousand Coloursとしてリスタートだそう。精油のみのアクティベート、ケミカルなエクスペリエンス、ミックスのメタモルフォーゼという3つのラインでEdPとディフューザーが発売となるそうです。ミックスのメタモルフォーゼの中にM1402 Cypress Mask、M1700 Smoke Flower、M1971 Innocent Loveとして3つの香りが引き継がれます。Youth DreamはE1990 Youth Dreamsとタイトルを変え、ケミカルなエクスペリエンスの中に引き継がれます。他もタイトル変更で残るかもしれませんが。ケミカルとナチュラルを分けるLe GalionのCorps Volatilsみたいなコンセプトですね。ちなみに、Tobaliはカラーズの社内ブランドの1つでしたが、カラーズはマツモトキヨシホールディングスの子会社です。(11/10/2021)