*Log in
 *Log out
 *My account

| Top | Books | Topics | PMF | Q & A | Making | Essential | Perfumers |  PRESS |
  

Desnuda / デスヌーダ


<香 調> フルーティーフローラル
<仕 様> レディース
<容 量> 40ml
<濃 度> EDP

トップ
ベルガモット、タンジェリン、ピーチ、レッドベリー、カルダモン、セイロンペッパー
ミドル
フリージア、ジャスミン、アイリス、チャイニーズローズ、ミモザ
ラスト
サンダルウッド、シナモン、オスマンサス、バニラ



フルーティーフローラル全盛期だった2001年の発売ですが、当時の主流だったトロピカル系ではありません。もう少しビターさを感じるというか、カシスっぽい苦味を感じるのです。

スペインの画家ゴヤが描いた「裸のマハ」にインスパイアされたのか、それがイメージなのかわかりませんが、ポスターの構図も比較的良く似ています。この香水の面白い点は筆を付けたこと。ポスターでは筆で胸元に筆で香りを付けているのですが、ボトル拝見に筆がセットされていて、ボトルを開けてつけるというスタイルなのです。もちろんスプレーも付いていますので、スプレーして使うことも可能。ですが、一度筆で使ってしまったものを、そのまま再度セットするのは衛生的にどうか・・・とか、筆を洗浄せずに放置したら劣化臭が残りそうだとか、様々な意見があるかと思います。細かな日本人にとっては飽くまでもデザインの一部であり、実用的ではなかった、ということですね。

少しビターなフルーツを経て、香りはフリージアを軸としたスイートフローラルへと変化します。フリージア自体が少しスパイシーなウッディノートを有していますので、可愛らしく透明感のある香りではなく、少し柔らかくしたフェミニンなフローラルウッディとなって終わるというのが香りの構成で、今思うとやはり少し大人っぽい印象で発売されたことが分かります。

2001年と言えば、オンラインショッピングが賑やかになってきた頃ですので、当時購入された方も多いのでは?

(26/08/2013)

 

<Ungaro Topに戻る>

profice〜香水のポータルサイト〜