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Divine / ディヴィーヌ


<香 調> フロリエンタル
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 100ml
<濃 度> Extrait de Parfum

トップ
ベルガモット、イランイラン、マンダリン
ミドル
ローズ、マリンノート
ラスト
サンダルウッド、バニラ、アンバー、ムスク



2019年発売の最初の香りの1つ。

ある夜、ホテルへ戻るとコンシェルジュからアカイシーリングワックスで封印された封筒を手渡されました。それはプライベートパーティーの招待状。ヴェネツィアにはシークレットな世界があり、そこでは洗練された人々が集い、マスクのもとで楽しむのです。

つまりはカーニヴァルの夜のイメージなのですね。そのカーニヴァルの夜を楽しんだ際、人々を魅了し、記憶に残した香りという設定です。

 

 

もともとは結婚式のために作ったという香りだと伺いましたが、香りはそこまで結婚式らしいホワイトフローラルブーケではなく、フローラルが満開の豪華ブーケではなく、あからさまではないセクシー路線で広がります。マリンノートとバニラのコンビネーションがイタリアというよりもヴァカンス地らしいリゾートを思い起こさせ、ローズもローズらしさを感じない程度のアクセントのため、華やかすぎることなく香り、最後はラクトニックなウッディムスクとなって落ち着きます。この残り香の中に微かにシップ香が感じられるのが気になるのですが・・・。最初の4種の中では一番フェミニンな香りのため、ボトルはダークレッドのグラデーションとなりました。

 

 

パッケージは本当にラグジュアリーの一言に尽きる作りで、外側のボックスの下部分が外れるため、ブラックのパッケージが取り出しやすい仕組みとなっており、そのブラックボックスの中でもボトルが収められている台座ごと外れる仕組みとなっています。魅せることに重きを置いた、飾って楽しいボトルです。何よりも一見シンプルに見えるキャップの重厚感が凄く、これは手にしてみないと分かりづらい豪華さです。

(07/09/2022)

 

 


 

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