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Bat / バット


<香 調> フルーティーオリエンタル
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 10ml
<濃 度> Extrait de Parfum (20%)

トップ
フィグ、パッションフルーツ、グアヴァ、ソイ
ミドル
ヘイ、フランキンセンス、ミネラルノート、ジャスミン
ラスト
アニマルノート、レザー、ストーン、チークウッド、ベチバー



2020年にPrin Lomrosによる調香で再販となりました。それは、オリジナルを手がけたEllen Coveyがコンパウンド(原液)の価格を吊り上げたから。処方(フォーミュラ)は買取とそうでない場合があり、彼女は買取わ拒否しました。つまり、彼女は処方を公開したくなかったわけです。値上げは原料費の高騰によるものだというのが彼女の弁ですが、安定供給出来てこその「商品」であり、商品を値上げしてまで続ける気はないというのがVictorの考えだったわけです。だから、次にバトンタッチしたのだ、と。

 

 

天然香料率の高い、クセのある調香を得意しているタイのインディパフューマーのPrin Lomrosは、フィグを軸とした随分フルーティーな香りにしました。もとろんフルーツバッドなので、その方がVictorのイメージに合っていたのでしょう。フィグを軸に東南アジアのパッションフルーツを添え、そこに湿気たジャングルノートを合わせたような、シプレではない濡れたグリーンノートが全体を美味しくないフィグに変えていますが、テーマにはとても沿っていて、オリジナルよりもずっとフルーツバッドらしさが感じられるはず。20%のExtrait de Parfumですが、最後にレザーが残るくらいで残香性はそれほどなく、EdPのような感覚で使えます。

(21/12/2020)



■Bat (2015年)

2015年12月31日発売。5つ目の香りはコウモリに。Ellen Coveyが調香を担当で、18%のExtrait de Parfum。


 

トップ:バナナ、フルーティーノート、ソイティンクチャー
ミドル:フィグ、トロピカルフルーツ、ミルラ、グリーンノート
ベース:ムスク、レザー、ベチバー、サンダルウッド、トンカビーン

黒のイメージとアニマルムスクについて相談を受けていたんです。合成香料のシベットの種類やアニマリックなムスクについてどこまでどうしたら良いのか、という相談だったのですが、結局は少し危険だということになったのかもしれません。香りはとてもユニークで、グリーンパチョリにフルーツが重なっているのです。フィグ系のStemoneというグリーン香料にバナナっぽい合成香料を加え、さらにそこにいくつかのウッディレザーノートを重ねているというのが骨格で、ウッディノートの軸はClearwoodというFirmenichの最新香料なのではないかと思います。少しパチョリっぽい枯葉テイストにグリーンノートが重なり、軽いレザーウッディムスクへと変化して消えていきます。確かにフルーツバッドという動物を表現するには良いと思いますし、とてもユニークなのですが、グリーンノートはなくても良かったのかな、というところ。全体的には少しメンズ寄りのユニセックスですね。

(30/12/2015)

 

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