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Camel / キャメル


<香 調> フルーティーオリエンタル
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 11ml
<濃 度> Extrait de Parfum (20%)

トップ
ドライフルーツ、フランキンセンス、デーツ、ローズ
ミドル
アンバー、シダーウッド、シナモン、フランキンセンス、ジャスミン、ミルラ、オレンジブロッサム
ラスト
シベット、ムスク、ウード、サンダルウッド、トンカビーン、バニラ、ベチバー



2017年12月8日発売で、調香はPandaのリフォーミュラに続いてChristian Carbonnelが担当。春の展示会でサンプルを頂き、香っていたのですが、その時の感想を伝えたところ、気になった個所が変わり、グググッと良くなってリリースとなりました。


 

香りは、プラムやビタースイートなフルーツで始まります。パッと弾けて散るようにシトラスの部分をドライフルーツが補っている感覚です。そこからは、何とも言えないハニーっぽいローズっぽいフルーティーさをもったオリエンタルノートへと変化していくのですが、艶っぽくてセクシーで、且つ樹脂香を楽しめるユニセックスなのです。このフルーティーオリエンタルを、可愛らしいフルーツではなくドライフルーツにしたところがユニークで、時間と共に深さを増していき、やがてはきちんとミルラが感じられるようになるのです。テスト段階のものはトップのドライフルーツが弱く、全体的に平坦な印象を受けたのですが、グッと深みを増し、とっても素敵な香りとなりました。シベットは強くないですし、全ての要素がバラバラに香ることもありません。1つに溶け合ってオリエンタルを形成しています。何度香ってもそれぞれの時の良さがあり、スモーキーに感じられる時があったり、フルーツが強く香ったり、樹脂香が強くなったり、同じように香っているのに小説を読み返す度に新たなことに気づいてまた読み返してしまう、そんな雰囲気にも似ています。何度試しても楽しい、最高の香り。

(27/10/2017)

 

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