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Star Anise / スターアニス



学 名
Illicium verum hook
別 名
大茴香、トウシキミ(唐樒)
抽 出
エッセンシャル(水蒸気蒸留)



中華料理や台湾の五香粉などで有名な中華スパイスの代表、スターアニス。でも、この植物がモクレン科であることはあまり知られていないのではないでしょうか。確かに花弁は肉厚ではありませんが、チャンパカ風にも見えます。

 

 

スターアニスの植物としての特徴、注意点はシキミとトウシキミの違いにあります。スパイスとして用いられる中国産のトウシキミは赤や茶褐色の花が咲き、結実後に弾けた実と種子から精油が得られます。ところが、日本にはJapanese Star Aniseと呼ばれるシキミがあるのです。それは淡黄色の花を咲かせ、似たような果実が実るのですが、毒性植物なのです。

 

 

毒と薬は紙一重だと言いますが、トウシキミはインフルエンザ薬タミフルの原料になることから、中国に限らずミャンマーなどでも栽培が盛んです。でも、シキミは毒性がありながら、その花は仏花として、葉や枝は抹香となって親しまれているのです。この果実をトウシキミ(トウシキミ)と間違えて口にすると嘔吐、意識障害、けいれんなどを引き起こします。だから、東京都健康安全研究センターでは画像を比較してその違いを説明しています

スターアニスとアニシード、フェンネルはそれぞれ同じ成分が主成分となっており、フェンネルが84%、スターアニスは88%、アニシードでは90%以上がアネトールです。その精油の違いはアネトールの含有量が多いほど甘味が強く、アニシードが最も甘さが強いということになります。また、スターアニスは1.8 Cineol(ユーカリなどの爽快な湿布香)やalpha Terpineol (テルペン)を含有するため、アニシードよりもアロマティックで、少し香気としては雑味に感じられるかもしれません。ということで、3つ共に似た香りの精油ですが、アニシードとフェンネルはセリ科、スターアニスはモクレン科という違いがあり、雑味のないアニス調の甘さを生かすのであればアニシードが適していると言えます。

(18/03/2020)

 

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