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第12号/2008年10月24日

■今年のキンモクセイ

皆さま、今月はキンモクセイの香りを堪能されましたでしょうか。街中にはキンモクセイの他にもギンモクセイやヒイラギモクセイと言った近縁種も芳香を広げて楽しませてくれましたよね。ヒイラギモクセイは花が一回り大きくて、香りはキンモクセイとはまた一味違います。こちらは桃にかぶりついた時、種の近くで酸っぱく感じるあの香りに似ています。(マニア過ぎて良く分からない・・・)どちらにしてもキンモクセイと同じくアプリコット系の芳香を孕んでいるということですよね。毎年、キンモクセイは香りをどうにかして閉じ込めたいとやっきになるのですが、昨年のティンクチャーに続き、今年はシロップに挑戦してみました。結果は恐ろしく簡単でとても良い香りを閉じ込められます。中国ではきちんと食用に加工されているキンモクセイの花ですが、シロップにすると花をパウンドケーキに入れたり、シロップの部分を使ったり、もちろん紅茶等に入れることも可能です。物凄くフレッシュでフルーティーな香りが広がるのですが、精油になってしまうとワイルドでレザー調の香りになるのでキンモクセイそのものを感じるにはこれが1番良さそうです。海外にも持って行けますので、香りを知らない方々に説明するにはこれが最適ではないのかと気づきました。もちろんシロップなので甘くて美味しいですよ♪


■銀座のシャネル展

せっかくのチャンスだから、と出かけて参りました。初日に。結果から申しますと、僕としては少し残念でした。シャネルというブランドそのものをお好きな方には良かったと思いますが、僕は書籍の中でボトルのマイナーチェンジの様子とか部屋の写真を初め全て知っていたこと、歴史も知っていましたし、香りもほとんど知っていましたので目新しいものがなかったのです。唯一、パルファムを充填する様子の映像が素晴らしかったので、それだけを焼き付けてきました。ココマドモワゼルのCMの様子が流れていましたが、それは拡大バージョンでこちらにてご覧いただけます。無料のイベントですので致し方ないのかとも思いますが、有料でも良いのでシャネルの部屋の再現(屏風とか持って来てくれていたらCoromandelの香りとかイメージしやすいのに)だったら良かったのに・・・と。香料もいくつかありましたが、僕にとっては少し残念でした。(説明されていた方に知識がほとんどなかったこと)もちろん初めて香られた方は素敵な香りでうっとりされたことと思います♪

なんだか、アリュールオムの新作のホワイトは白い部屋におかれていただけで、香りの世界を広げて体感するには物足りなさを感じてしまったというのが印象です。今月は新宿伊勢丹でゲラン展がありますので、そちらに期待したいと思います。


■第11回香りのオフ会

来月下旬、11月22日(金)、23日(土)、参加ご希望の方が溢れるようでしたら24日(月)も加えて開催したいと思います。今回のテーマは「パチョリ」。秋冬にぴったりなオリエンタルノートの主。そして香りに深みを持たせるパチョリ。苦手な方も多い香りだと思いますが、重ねたらこんなに違う雰囲気に!!なんて新しい発見があったり、組み合わせの妙なんてのもあったりしますので、シングルノート以外にパチョリをメインとした変化球も取り上げてみたいと思います。参加された皆さまが「パチョリを身近に感じるようになった」と思っていただけたらオフ会が成功した、という感じですね。詳細と募集については近日発表です♪

profice SNSの方もたくさんのご参加をありがとうございます。先月のメルマガから約1ヶ月、本日付で161名のご参加となっています。40、50名くらいかな?とこじんまり情報発信してコミュニケーションを取っていこうと考えていましたのでびっくりです。ご参加の皆さま、どうぞ宜しくお願い致します。あ、オフ会の参加希望告知はSNS先行で行います。

■Yves Rocherが韓国に進出

日本はまだなのかー、と心待ちにしている方も多いであろうYves Rocherですが、日本ではなくて韓国に上陸です。今月初旬にソウルのTechno Martの1Fに初出店となるお店をーオープンさせたのですが、なんと年末までに10店舗に拡大するそうです。手がけているのは韓国のビューティーメーカーCoreana Cosmeticsで、彼らのお店では250ブランド800種の製品があるのだとか。韓国版セフォラという感じですよね。そのお店にYves Rocherがごそっと入ったということのようです。

■Pupa Milano

日本でも2000年頃に並行輸入で入ってきていたPupaというブランドをご存知の方も多いことと思います。Pupaはイタリアのティーン向けカジュアルブランドなのですが、とにかくポップで可愛らしいものを手がけています。集めると花束になるというブーケの香水とかジーンズのポケットの香水が有名でした。そんなPupaですが、昨年9月にブランド名をPupa Milanoとして再出発しました。再出発というからには再建がかかっているわけで力が入っています。なんとアジアマーケットにも進出するそうで、来年の初めには日本にも上陸するそうです。販売代理店が出来るのか(フィッツだったりして)、子会社を立ち上げて展開するのか定かではありませんが、11月には台湾、日本の次には中国と展開していくそうですから本格的です。

■ラブダナム(Labdanum)

ベースノートに良く使われているラブダナムというのは一体何なのか、疑問に思われた方も多いのではないでしょうか。今回はそのラブダナムをクローズアップしてみたいと思います。

古くは旧約聖書の「ジョゼフの裏切り」の章にミルラとして登場するのがこのラブダナムです。ミルラだとばかり思っていたら、どうやらミルラの説明文がそのままラブダナムの花のことのようで、誤訳が広まったのだとされているようです。ミルラは別途「歌の中の歌(雅歌)」第5節1章「若者の歌」に登場しています。

ラブダナムはハンニチバナ科の低木で、学名はCistus Labdaniferus L.と言われていますが、Cistus cretics L.というものもあるようですので、Cistus属である、としても良いと思います。Cisteというのはイギリス名、Rock Roseは別名です。乾燥した岩場に咲く、花が一重のバラのように見える植物だからなのでしょう。葉や小枝から分泌される樹液でオレオレジンだそうですから食用の用途にも使われるのですね。通常、ゴムとかミルラ、フランキンセンスは樹木が傷つくと守ろうとして樹脂を出すのに対し、この植物は常に樹脂を発しています。樹木から発せられる香りを嫌って動物が近づかないように警告として発している樹液なのです。ベタベタしていて動物が近づくと体にべっとりと付いてしまいます。その香りは厳密に言うと常に・・・というわけではなくて春から夏にかけて1番出ているそうで、採集はその季節に行われます。有名な産地はスペインとギリシアのクレタ島やキプロス島。

野バラのような低木です
花はバラというよりもポーチュラカっぽいかも
こんな器具を使って採集します
もともとはブルーのようです
素手ではなくてこれを使ってごっそりと
かきとるとこんな塊が・・・

採集は昔から行われている下記の動画のような方法の他にも、小枝と葉を沸騰した湯に入れ煮沸し、分離して浮いてきた樹脂を採集する方法や、植物そのものを溶剤抽出してコンクリートを得る方法があります。下記の動画のようにして採集されたものをもとにアブソリュート(溶剤抽出)とオイル(水蒸気蒸留)が精製されます。

動画からも分かるとおり、とても粘性の強いべっとりとした樹脂で、まるでガムのようです。それをアルコールで希釈するとティンクチャーとなるわけですが、希釈しても希釈しても香りは濃厚でパワフルです。動物も嫌がるその香りは少しアニマリックなアンバー香で、アンバーグリスの再現として代用されてきました。今でもアンバー香として広く使われています。ガムを初めとした食品に添加されていることが信じられないくらいに強烈な個性を持った香りです。今回は、前回のメルマガプレゼントの中でご応募下さいました3名の皆さまのご協力の元、ラブダナムの香りを比較してみました。1番は精油希釈のもの、2〜4番はラブダナムの香りをメインとして作られている珍しい香りたちです。(あまりメインには使われません)

1、ラブダナムの精油
▼一番最初に感じたのは、重くて渋い赤ワインでこういう香りする!ソムリエだったら、燻した樽の香りが…とか腐葉土のような…とか表現するのでしょうか。その他、渋めの木の香り。古〜い木の床を想像しました。
▼子供のときにもらった薬のような甘苦い香り。

2、AesopのMystra
▼ユーカリとかジュニパーのアロマオイルのようなスッとする爽やかな香りがまず目立ちました。サウナの中とかヒーリングサロンで漂っていそうな香り。
肌の上では、はじめ少しゴムっぽい香りがしましたがすぐに薄れ、あとは軽めの木の香り。フレッシュな削りたての木のような。最近欲していた「乾いた木の香り」のイメージに近く、一番好きな香りでした。
▼あまりラブダナムは感じられず、フランキンセンスを強く感じる。

3、Danna KaranのDonna Karan Essence Labdanum
▼瓶から嗅いだ香りはおとなしくやさしい印象でしたが、肌の上では違いました。ガツンとウッディで、少し煙のような感じも。段々とやさしい木の甘さのようなほっこりした香りになって、これもまた素敵ですね。

4、Palazzo VecchioのAmber Gris
▼瓶から嗅いだ香りは一番甘く、カカオのような香りがしました。いい香り〜。が、肌の上にのせると…!! 全然イメージが違いました。。。がっつりと動物的な香りが。渋い渋い香り。くせのあるチーズとぴったり合いそうな香りでした(お酒なら)。寝る前に結構たっぷりとつけてしまって大変でした〜。
▼ラブダナムのほうが男前でアンバーグリスの方がまろやかです。
好きな香りは、アンバーグリス>エッセンスラブダナム>精油希釈>ミストラ
精油に近い香りは、アンバーグリス>エッセンスラブダナム>ミストラ

B Never too busy to me

いつの間に日本上陸していたの?それって何?

と皆さんまだあまりご存知のないブランドだと思います。2003年9月、ロンドンのカーナビストリートに店舗をー構えてデビューしたロンドン発のコスメブランドです。2008年10月現在ロンドンでは4店舗を展開しているのですが、ロンドン以外ではなんと日本が初出店なのだそうです。しかも日本では小田急百貨店新宿店、イクスピアリ店、新宿ルミネエスト店とすでに3店舗も展開しているんですよ。レトロで可愛らしいボトル、容器、テイストを存分に打ち出していて、小田急店ではかなりの賑わいのようです。

イギリス発のビーガンコスメと謳っているのですが、ビーガンコスメとは何?と調べたら

「動物性原材料を一切使用していない化粧品。人間と他の生き物との共存が重要視されている現代、Bの全ての製品は、動物実験を行わない活動を経て、「英国ビーガン協会」より、2007年に認証を受けた。」

とのことです。でも、動物実験を行わないとか動物性の原料云々なんて初歩中の初歩でそれを大声で売り文句にしたってピンと来ませんね。オーガニックだと言えば手を伸ばそうとする現代コスメの流れを取り込んだ模倣系(わけのわからない文句で良さそうなイメージを作り上げる)だと胡散臭く感じていました。なんと言っても全てが毒々しいのです。色使いも容器も。この毒々しさは何なのだ?と疑う所からスタートしたら判明しました。このお店の母体は

「LUSH」

だったのです。LUSHと言えば皆さんもご存知のバス&ボディ系のブランドですよね。国内に工場を持ち、ライセンスを取得して製造していることで有名です。製造は国内で行われ、原料にとてもこだわって質の良いものを・・・と言うわりには香料は合成のフレーバーが多く、驚くほどの色素を入れて毒々しい製品を作り出しています。駄菓子が好きだった僕にはその毒々しさに惹かれる部分もあるのですが、LUSHと違う点はその価格帯にあります。商品によって価格に幅はあるのですが、9gで4,200円、12gで8,400円、50gだと18,900円なのです。もちろんイギリス本国のサイトから購入をすればもっと安いのですが、9gの価格は大差がないのでまずは国内で試された方が良いでしょう。この価格帯の商品が合成フレーバーがっつりというLUSH的なものでは詐欺だぞ、と感じたわけです。

そこで調査がてらに出かけてびっくりしました。香りは精油そのものを使用しています。精油です、ほぼ精油だけの香りなのです。パフュームオイルでこの価格だったらまぁ、仕方がないことなのかなと感じてしまうのも確かです。バラの香りの製品はきちんとアブソリュートの香りがしていましたから。キンモクセイの香りの製品もあり、強くプッシュをしていましたが、残念ながらメインの香りではなくて構成される成分の一部という印象でした。香りが本物であることを確認したので1つだけ購入したのですが、それがDirtyです。

■Dirty

なんだかイメージが良くないのですが、よれよれのTシャツを着た学生がシャワーを浴びて着替えるときにプッシュすることでフレッシュになれる、という外国的なイメージのようです。学生の更に男性をイメージしているのにも関わらず香りはなんとシプレなのです。

タラゴン、サンダルウッド、ラベンダーアブソリュート、ネロリ、タイムアブソリュート、オークモス

ド、シプレですよこれ。容器には使用されている精油が書かれていますが、香った瞬間からシプレだよシプレ、オークモスが満開だよ!!とこのブランドのあまりにも売れ筋ではない製品作りに感動したのですが、何せ容器にオークモスの文字が見えません。でも、香りは明らかにシプレです。調べましたらオフィシャルサイトにもイギリスのサイトにもオークモスを使っているとの記述を発見しました。でも、明らかにオークモスなんですもん。びっくりです。シプレにタイムとタラゴンを入れてフレッシュにしたもののようなのですが、これを日本の学生が使うかと言うとNOです。どちらかというと敬遠される部類だと思うんですよ・・・。他の香りもどことなくピントのずれた感が多くて、流行を追わない独自性に驚き、とても楽しさを覚えました。

■レディースの香りは6種類

B scent → グレープフルーツ、フェンネル、ローズアブソリュート、ジャスミンアブソリュート、ガーデニアエクストラクトというベースノートのないフローラル
Keep It Fluffy → イランイランアブソリュート、ジャスミンアブソリュート、レモングラス、バニラアブソリュート、ローズアブソリュート、ムスク
Love → レモングラス、ベルガモット、ジャスミンアブソリュート、ローズアブソリュート、イランイランアブソリュート、グリーンアップル、シナモン
Cocktail → ラベンダー、ベルガモット、ジャスミンアブソリュート、ローズアブソリュート、サンダルウッド、イランイランアブソリュート、オレンジブロッサム、オークモス
Two Hearts Beating as One → イランイラン、ベルガモット、ジャスミンアブソリュート、ローズアブソリュート、ゼラニウム、
1000 Kisses Deep → ミルラ、ラブダナム、オスマンサスアブソリュート、ジャスミン、マンダリン


■メンズの香りは2種類
Dear John → シダーウッド、ベチバー、コリアンダー、クローヴ、コーヒー、ライム、パインウッド
Dirtyは上記参照


■ユニセックスな香りは2種類
Breath of God → シダーウッド、ローズ、イランイラン、ベチバー、レモン、グレープフルーツ、ネロリ、ブラックペッパー、サンダルウッド、ジュニパー
Lady Boy → カモミール、ラブダナム、ヴァイオレットリーフアブソリュート、オークモスアブソリュート、シーウィードアブソリュート(海草です)というゲイがテーマの香り


その他にイギリスではイギリスらしいタイトルのこの香りもあるそうです。
Superworld Uknoun → ライム、レモン、ネロリ、ベンゾイン、ココアアブソリュート、ミモザ、サンダルウッド、ローズアブソリュート、トンカビーン
だけど香りはキャンディーのような香りで、シャーベットとタフィーアップルなのだとか。

サイトを見るとわかるのですが、香料と精油と記載があります。そう、精油以外の香料も使用しているということがきちんと記されていますので、精油100パーセントではない点をお間違えなく。きちんと楽しめて質の良い香りだと思います。ただ、キレイで美しいというよりはちょっと遊んでみました的な要素を多分に含んでいますので、LUSH同様に駄菓子のようなポップでカラフルなものがお好きな方は一度お試しあれ♪

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■「B Never too busy to me」新宿ルミネエスト店
営業時間:月〜金 11:00〜22:00、土日祝 10:30〜22:00
東京都新宿区新宿3丁目38番1号 新宿ルミネエスト地下2階
Tel:03-3356-7675
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※2009年年末でブランドは閉鎖となりますのでご注意を。(日本撤退ではなくブランドそのものが閉鎖です)
国内ではどこもアナウンスしていないのですが、きちんとリリースが流れたんですよね。リリース元は一般だと読めないのでそこから転記したサイトをリンクしています。どうなっているんだか・・・。

■世界的な円高にチャンスを抱く

リーマンショックに世界が揺らいだ9月ですが、10月に入っても資金投入の効果は思うように現れず、株価の暴落と共に円相場がガタガタと崩れ始めました。もともと9月中旬から下がり気味だったユーロですがなんと22日には5年ぶり?6年ぶりに130円を切るという今までにない買い物のチャンスが巡ってきたわけです。そこで、個人輸入をしてらっしゃる方々に向けて世界市場のラッキーアイテムを貨幣別にご紹介していきたいと思います。その前に1つレートをチェックする際の注意を。日本の銀行は毎朝10時にその日のレートを決定します。それを受けて各カード会社も独自のレートを設けています。カード会社は通常の取引レートに手数料を数円(2円ほど)乗せた金額で取引となりますので、1ドル100円で決済するとカード決済の際には102円で換算されていたりします。ですから、購入する日の朝10時以降、カード会社や銀行の為替レートで決定している金額に2円ほど足した金額で計算すると良いと思います。ただ、購入した日に決済が下りるわけではなく、販売先にてカード決済が処理された日のレートになりますので、2〜3日はかかるのが通常です。その2〜3日の間にレートが上がってしまうかラッキーにも下がるかそれは運次第なのです♪(下記は昨日のレートなのですが、本日は更に落ち込み、1ドルはなんと91円台、1ユーロは114円台、1ポンドは139円台、カナダドルは71円台、スイスフランは78円台を推移しています。日々変わりますので要注意。これほど落ち込んだら月曜日は反発すること必須ですので下記くらいのレートが考えていた方が無難かも・・・。週明けは一体いくらからスタートするんでしょうね。)

■アメリカドル (1ドル98円換算)

アメリカドルは暴落しても98円台が下げ止まりという感じでしたが、24日午後では95円台を推移しています。高くてもここ2ヶ月ほどは102円〜105円で推移していましたので、5ドル下がった所で100ドルの買い物をしても500円が精一杯です。500ドル買えば2,500円ですから送料の足しにはなりますけど。(とは言え、100ドルが1万円なのと9千円台なのでは雰囲気が違うのが心理というもの)そこでご紹介するのはDemeterです。生活の中の香りをテーマに不思議な香りのラインを発売しているDemeterですが、日本の代理店がなくなったのを機にオフィシャルサイトが日本対応可となりました。しかし、なんと次にはティーン向けフレグランスで有名なフィッツコーポレーションが販売ライセンスを取得したのです。香水についてはフィッツの価格が提示されるまで待った方が良いようにも思いますが、今買って損はしないと思うのはバスラインなのです。通常あまり見たことのない香りのバスラインが豊富なこと、豊富なこと。見ているだけで楽しくなる香りばかりです。価格ももともと安くて120mlのシャワージェルが11.50ドルです。皆さん、どんな香りを選ばれますか?

アメリカではもう1つ魅惑のサイトをご紹介。Lady Primroseというサイトです。ここでは左の画像のようなハニー製品のバスラインが魅力たっぷりに登場しています。高いものから比較的安いものまで、香水もありますがバスラインが魅力的なのはDemeterと同じですね。このサイトの凄いところは日本対応の仕方です。通常個人輸入をする際には住所を全て記入しますが、このサイトはなんとプルダウンで県までが選べてしまうのです。そこまで対応しているサイトは僕も初体験でした。まだ商品を購入したことはないのですが、しっかりとしたサイトだという印象を受けましたので、ご興味のある方はチャレンジしてみても面白いのかもしれません。(購入された方は是非ご連絡を!!)

そして、最後にParfum1.comをご紹介。こちらは送料が高いのでストック等何本か買うとお得なのですが、通常の10パーセントオフではなく本日よら20パーセントオフに突入です。2割引な上にドル安なのですから送料も我慢できるというもの。肝心な2割引クーポンコードはFALLEXTRAPWです。


■ユーロ (1EUR 125円換算)

ユーロの大暴落は輸出業者にとっては悲鳴ですが、弊社のような輸入業者にとってはわくわくするような光景です。そこで、ユーロ圏でお得なサイトをご紹介。やはりユーロ圏で安心なサイトと言えばFirst in Fragranceだと思います。ドル換算も出来ますが、支払いはユーロですからね。こちらのサイトでお得感を感じられるのはまずCarthusiaです。100mlが75ユーロですので1万円を切る価格。ボディラインも魅力的ですよね。先週レヴューしましたEau d'Italieもアメリカより安くなっています。Etat Libre d'Orangeもオフィシャルサイトで買うよりも送料がこちらの方が安いのでチャンスです。L'Artisan Parfumeurも50mlなら8,100円、100mlでも10,700円くらいです。100mlが国内の50mlより安いなんて。240ユーロの豪華なハーベストシリーズでも30,000円という安さ。国内では45,000円くらいしていたような・・・。後は、高いけれど質の良いものを・・・とお考えの方はMona di Orioがおススメです。50mlが90ユーロですので11,200円なんですよ。今まで15,000円以上していましたのでチャンスだと思います。ひとくせあるブランドですが、Nasomattoもアメリカよりは2500円くらい安いようです。(送料は補償なしだと18ユーロです。)

もう1つ、以前に紹介したPurs Sensも素敵です。(メルマガ007を参照)こちらはフランス語のみですが、特にメールのやり取りをしなくても平気です。こちらで買うと激安なのはMiller et Bertauxです。なんとユーザー登録すると58.53ユーロなんですよ。国内価格は14,000円くらいですから送料を入れても安いです。後、こちらのサイトで買うならばParfum d'Empireが76.92ユーロ、Nez A Nezも74. 41ユーロとと1万円ほどであることです。1本だとお得感はありませんが、この際に・・・とお考えの方にはチャンスです。


■スイスフラン (1CHF 85円換算)

9月は98円〜104円台を推移していたスイスフランがなんと85円を切るという凄さです。このスイスフランで買い物が出来てしまうのがTauer Perfumeなのです。スイス在住の彼のサイトは今月ちょっとシステムをいじってエラーが出るようになってしまったことで買い物が出来ない状態が続いていましたが、僕が問い合わせをして修正してもらいましたので、日本からの注文も無事に出来るように復活しました。(郵便番号の桁数の制限がエラーだったそうです)彼の製品はインセンス系が強くて個性的ではありますが、質がとても良くてワイルドな良さがあります。90スイスフランの製品はなんと8000円以下になってしまうという安さです。送料もサイトで計算が出来ますので、それと見比べて購入を検討してみると良いかも。


■ポンド (1ポンド155円換算)

ポンドは1番下がり方が激しくてイギリスは大変なことになっていると思います。つい昨年なんかは1ポンドが250円になってしまっていて、旅行者は「地下鉄の初乗りが1000円もするなんて!!」と嘆いていたはずです。しかし、数ヶ月前のユーロなのではないかと思うくらいに下がってしまい、24日現在153円台を推移しているんですよ。ここで、ポンドで買える商品と言えばOrmonde Jayneです。こちらも安くて12,000円くらいだったのですが、なんと今は9,000円を切っています。お好きな香りが決まっている方は50mlのパルファムを買っても17,500円程だという安さです。前回のメルマガ011でご紹介させていただきましたPaul Yacomineもポンドでの買い物ですので、上質なヘアケアを求められる方は要チェックです。(ヘアパフュームも良いのですが、ヘアケアの補修キットが結構良かったんです)

後は、Les Senteurですね。こちらでお買い得になるのはFrederic Malleです。フランスのオフィシャルサイトでももちろん安く感じますが、ポンドのの急落は尋常ではありませんので更に安く感じ、冬の水の50mlなんか1万円を切る勢いです。テレーズの香水も80ポンドなので12,400円くらいです。Parfumerie Generaleも50mlが65ポンドなので1万円ちょっとですね。Mona di Orioもユーロに引けを取らないくらいに安くなっています。(75ポンド)Etat Libre d'Orangeはユーロよりもこちらのサイトの方が安いです。(38ポンド)Lorenzo Villoresiも50mlなら8000円台(53ポンド)こちらのサイトではCaronのメゾン限定の香りのEDPがあるのも特徴です。パルファムはありませんがEDPなら今がチャンス。(送料はフルボトルで12ポンドくらいです)


■カナダドル (1CAD 80円換算)

なかなかカナダドルで買い物を・・・というチャンスはないのかもしれませんが、 The Perfume Shoppeがあります。こちらのサイトで買い物をするならばお得なのはParfumerie Generaleなのです。もともとUSドルより少し下を推移していたカナダドルですが、95円程度だったものが80円を切るという落ち方をしています。USドルが120円だった頃は115円でしたので、25円も落ちてしまいました。こちらのサイトでは50mlが100CAD、100mlが140CADですので、アメリカで135ドルの製品が8000円なのです。100mlでも11200円ほどですからお買い得♪しかし、こちのショップの難点は在庫が少ないこと。ラインナップはあるのに「add」の表記がないものは全て在庫切れです。ですので、欲しい香りの在庫があった人はラッキーということでご紹介しておきます。


買い物熱がヒートアップした方も多いことと思いますが、残念ながら個人輸入には踏み切れないという方も国内情報がちゃんとあります。海外へ目を向けなくとも年末に向けていろいろな製品が出てきますので、国内で買える製品で十分楽しめると思いますよ!!そういう弊社もPalazzo VecchioDolceamaroと言う新作を発売致します♪

■国内発売の新作ニュース

■創設180周年記念「ゲランミュージアム」

10/29〜11/4まで新宿伊勢丹の本館1階のステージで展開されるイベントです。10/31と11/1はゲランのフレグランスクリエイションディレクターのなんたら氏がコンサルティングしてくれるそうなのですが(各日12名)僕はそういうものには全く興味がないのですが、自身で選ぶものと、他人が選ぶものとの違いというのを楽しめそうです。(怖いのは絶対に買わなくてはいけない雰囲気になりそうなこと)

まず、180周年を記念した香水が発売となります。実は180周年と全く関係がなくて数年前に発売されたものだったりするのですが、日本ではこの機会に乗っかって発売するというのがCologne du 68です。もっと大きな250mlとか500mlとかしかなかったものが、この秋に100ml展開をすることになり、それでようやく日本上陸なのです。価格は100mlで12,600円です。風にのって飛んで行きそうな15分くらいで消えてしまう軽いコロンなのですが、なんと68種の香料を使用しており、全てぎっしりと68種分がラベルに書かれています。実際に試すと一つ一つはわからないのですが、さっぱりとしたコロンです。ちょっとこれからの季節には寂しいかなぁ。それと対を成すように発売されるのがLes Elixirs Charnelsという3種のシリーズのうちのCourmand Coquinという香り。75mlでなんと37,065円です・・・。(アメリカでは250ドル)

こちの香りは、タイトルは行儀が悪いとかみだらな意味を持つ言葉ですが、訳すなら「いたずらなグルマン」という感じでしょうか。香りはとてもバニラが強いようで、カラメルのような焦げた甘さもあるようです。(10/15発売開始)

ブラックペッパー、チョコレート、ラム酒、カカオ、スパイス、ローズ、バニラ

残念ながら今回日本発売とならなかった他の香りはフルーティーシプレでChypre fatalと言います。ヒッチコックの映画のヒロインにインスパイアされたのだとか。パチョリのシプレなので印象はフルーティーオリエンタルなのかもしれません。ローズ、パチョリにバニラとピーチという組み合わせです。もう1つは「燃えるオリエンタル」というタイトルのOriental Brulantで、バニラにアーモンドとトンカビーンですからパウダリーで甘いケーキとかクッキーのような感じの香りなのかもしれません。

そして上記の香りの他に限定発売されるのが随分前にプレスリリースのあったLes Quatre Saisons(四季シリーズ)です。ただ、パルファムではなくて春はEDTだそうですから、全てがひょっとしてEDTなのかも・・・。

Muguet de Printemps(春のスズラン)
Quant Vient L'Ete (When Summer Comes)
Brume d'Automne (Fall Mist)
Winter Delice (冬の歓び)

なんと4種のセットで価格は546,000円・・・。最初見た時に桁が違うのではないかと思ってしまいました。こちらは夏前に180周年の記念イベントが行われた際にお披露目されていた品です。もちろんBaccaratのクリスタルボトル仕様で、シリアルナンバー入りの限定96セットです。そのうち国内では4セットのみの扱いなのだとか。35ml×4本で55万円弱。でも予約で完売しちゃうんでしょうね。

180周年のフレグランスコレクションというものも発売されます。こちらは30ml×18本で315,000円(海外では2,500ドルくらいのようです)ということですのでパルファムではなくてEDTだったりEDPだったりするのでしょうけど、1本当たり17,500円だと考えるとやはりコレクター仕様ですよね。各ボトルにシリアルナンバーが入っていて世界で204セットのみの発売です。そのうち日本の割り当ては大きく40セットも発売になるのだそうです。肝心なのはその18種のラインナップですよね。

Eau de Cologne Imperiale / Jicky / L’Heure Bleue / Mitsouko / Shalimar / Vetiver / Habit Rouge / Nahema / Samsara / L’Instant de Guerlain / L’Instant de Guerlain pour Homme / Cologne du 68 / Rose Barbare / Cuir Beluga / Angelique Noire / Bois d’Armenie / Iris Ganache / Insolence

以上の18種です。昨年のヴァニラとか夜間飛行とかアプレロンデとかないんですね。シプレ系も少なそうなので比較的使い安い香りを集めたセットに思えます。

更に今回目玉として登場するのが世界で27個しかないシリアルナンバー入りのヴィンテージシャンゼリゼが2,152,500円で発売となるのです。Baccaratの復刻ボトルはレザーケースに入っていてなんとなんと500mlという大容量です。パルファムを500mlですよ!!!伊勢丹のホームページでは1点限りと紹介されていますが、ゲランのサイトでは2点となっています。どちらにしても27個のうちの1点が完璧な状態で見られるのはこのチャンスだけかも。

商品についての問い合わせは0120-140-677まで。

11/1 プラダ インフュージョン オム 50mlが7,455円、100mlが10,185円、200mlが12,810円、400mlは23,205円。香りはレディースを軸にアイリス、ネロリ、シダーウッド、ベチバー、インセンス、ベンゾインなのですが多分とっても軽やかなはず。
11/1 Kenzo Powerが早くも日本発売です。こちらは60mlが7,875円、125mlが11,550円、750mlが81,900円・・・日本酒みたいです。 11/1の予定だったのに、オフィシャルサイトでは販売開始しちゃってます!!デザイン等情報満載ですので読むと楽しいかも。
11/1 ジバンシィ アンジュ デモンテンダー のオードトワレ 30mlが7,350円、50mlは9,450円。ボトルのグラデーションが逆になっています。手前のボトルがEDTで後ろがEDPなのです。
11/1 バスオイルコレクションが10500円で新発売。香りはライムバジル&マンダリン、アンバー&ラベンダー、グレープフルーツ、
ヴィンテージカーデニア、オレンジブロッサム、ポメグラネートノワールの6種で各30ml。1回10ml使うと18回なので1回約550円。
11/1 ディオール ジャドール アブソリュ 50mlが13,650円、75mlが15,750円毎年の限定品が今年も登場です。イランイラン、トルコローズ、アラビアンジャスミン、チュベローズを強調した豪華バージョンです。
11/1 Gucci by Gucciのメンズ版として発売される新作です。キーノートはサイプレスとシトラス。
トップ:ベルガモット、サイプレス、ヴァイオレット
ミドル:タバコリーブス、ジャスミン
ベース:パチョリ、アンバー、エレミ
Gucciのブティックで先行発売で、その後に百貨店だと思います。50mlが8295円、90mlが10710円
11/5 ジルサンダー パステル3種 10,080円。26日にはジルサンダーマンアブソリュートが7,140円で新発売。
ブラッシュピンク、テンダーグリーン、ソフトイエローの3種で香調はフローラルスイート、グリーンフローラル、フロリエンタル。新宿伊勢丹限定。
11/5 ジェニファーロペスのライブプラチナム 50mlが7,140円。香りはどことなくジルサンダーのラインにありそうなフルーティーフローラルでシャンプーっぽい香り。相変わらずな感じですが、チャームは冬らしく雪の結晶に。
11/5 バーバリーのロンドンスペシャルエディションはクリスマスに向けた限定品で、フェイクレザー仕様になっています。ボトルだけの違いかと思ったら調香も違うようです。 グレープフルーツ、ペアネクター、ペッパー、ブリティッシュローズ、ホワイトチューリップ、ハニーサックル
ちょっとベースノートは分かりませんが、既存のものと同じならばサンダルウッド、ムスク、パチョリです。100mlが12,600円で11/5国内発売。

11/5 エトロのヴィアヴェッリ(Via Verri)は復刻版として限定発売です。良く考えたらETROってローズの香りがなかったんですよね。昔この香りがフラコンで発売されていたのですが、敢え無く廃番となってしまいました。それが復刻されてスカルプボトルで新登場です。香りは、

トップ:レモン、ゼラニウム
ミドル:ローズ、オレンジブロッサム
ベース:バニラ、ベチバー、ムスク

ダイアンサス(エトロのカーネーションの香り)のように少しスパイシーで温かみのある香りになっているようです。これは楽しみですね。ちなみにVia Verriとはミラノにあるエトロの香水店の住所で近くに本店があるようですよ。タイトルの意味はVerri通りということです。彫刻ボトルなので通常品より高くて100mlのEDTが17,200円です。18日はエトロムスクのスペシャルコフレも2,4150円で発売。

11/5 クリードのラブインブラックは30mlが16,275円、75mlが24,150円と値上がりです。ヴァイオレット、アイリス、クローヴ、トルコムスクという香りなのですが、印象としてはトップからナッツのような香ばしい甘さの広がるヴァイオレットです。ミドル以降にナッツのグルマンっぽいが消えるとアイリスにバトンタッチ。なんともセクシーな大人の香りです。 11/7 ベッカムのペア香水がシグネイチャーとして登場。オフィシャルサイトまでオープンさせて夫婦で熱々ぶりを発揮していますが、日本での人気はサーカーブームの没落と共に沈んでしまった気がします・・・。でも、イギリスは著名人香水がまだまだブームなようですね。それにしてもメンズでピンクのボトルはどうなんだ、と突っ込みたいところ。 11/7 Paul & Joeからはボディフレグランスコレクションが限定2種で6,825円
・フレグランス 2種類のうち1つ
・フレグランス ボディ パウダー 25g
・ソリッド フレグランス 6.0g
・フレグランス ボディ クリーム 60ml
・オリジナル ミニポーチ
11/15 Parfum de RosineからはEDPと35gのキャンドルがセットになったコフレが4種発売に。香りは ローズ・ド・ロジーヌ、ローズデテ、ゼスト・ド・ローズ、ベリー・ド・ローズで各10,500円。 11/21 Serge Lutensの今年の秋の限定香調はBorneo 1834です。さすがに秋冬らしい香りが選ばれましたね。(すっきりとしたものが少ないのは確かですが・・・)チョコレートにパチョリというオリエンタルな組み合わせはクセになるほど素敵です。 11/26 Jil Sander Man Absoluteが50ml7,450円にて新発売。AbsoluteなのにEDTだというわけわかんない製品ですが、香りはオーソドックスなメンズ香で、シトラスにフゼアウッディですね。レザーにウードにヴァイオレットだったら結構渋くて良い感じがします。
11/25

待っていた方も多いのではないでしょうか。ブルーベルでもフォルテでも伊勢丹でもない全く関係ない会社が代理店となって日本に初上陸となりました。11/25からは新宿伊勢丹の限定発売となるのですが、その後はその代理店の方針に従って全国展開していくと思われます。詳細はこちら。肝心な価格ですが、50mlは11,865円、100mlは16,170です。海外市価は50mlが85ドルですから、買い物があるのであれば個人輸入でも良さそうですね。1ドル100円以下ですし。ちなみにユーロだと60ユーロですから7,500円くらいです。レートが変わらないようならば、伊勢丹で試して個人輸入へ!!試さなくてもボトル買いしたい方はいまのうちに個人輸入に踏み切りましょう♪
11/26

こちらは僕の中で今年1番のボトルデザイン賞をあげたいくらいの素晴らしい出来栄えです。香りは二の次三の次。フルーティーフローラルだって許せてしまうボトルの美しさです。国内発売も予想していたより早かったのは、ライセンスがインターパルファムに移ることによって国内販路がブルーベルになったから。以前のサンローランビューティーよりも力がありますからね。ボトルキャップはアクセサリー置き場になるなんてどこかの紹介文に書いてましたけど、オフィシャルリリースにはそんなこと書いてなかったよ!!
価格は50mlのEDPが13,650円と少し高価ですが、これは納得の品です。

11/26 Avonと提携したUngaroからUngaro U for Herが新発売。50mlのEDTが7,350円で、ベルガモットブロッサム、フリージア、ペッパーブロッサム 、アカシア、ロータスフラワー、オスマンサス 、アイリス、サンダルウッド、ムスクとちょっと落ち着いた感じのフローラルウッディのようです。

11/28 ゲランからはいろいろなコフレが発売となりますが、単品ではCologne 68が日本発売となります。これはノンフローラルのライトコロンで12,600円。本当に軽いコロンです。ボディスプラッシュなみだと思った方が良いのかもしれません。香りはシトラスではなくてアニスっぽい甘さとシダーウッド他68種の香料で出来ています。でも、複雑ではなくてシンプルです。 12/10 Avonからボンドガール007が新発売となります。James Bondシリーズの映画とコラボで発売するレディースの新作で来年公開となる22作目の「Quantum of Solace」に合わせての発売。メインビジュアルはボンドガール役のイギリス人女優Gemma Arterton。香りはフルーティーフロリエンタルという今の流行系になるのかな。ボトルは女性の身体の曲線をイメージしているそうで、価格は50ml5,250円とAvon価格。
12/3 Le LABOから日本の限定香調としてGaiac 10が発売されます。10種の香料で出来ているということ。今回調香を担当したのはAnnick Menardoです。日本は温泉にしてもそうですがヒノキを初めとした樹の文化が根付いています。家屋も木造住宅が基本でしたし。やはり京都のような町並みを見た外国人の方々は日本は樹木だ、というイメージなんでしょうね。肝心な香りはなんと4種のムスクをどっさりと入れているようです。肌に残る温かみと言う点でもなんとなく温泉の湯上りをイメージしてるように思えてなりません。

ガイヤックウッド、シダーウッド、ムスク、オリバナム

シダーウッドとオリバナムはアクセントのようですから、ガイヤックウッドと4種のムスクがほぼ全てではないでしょうか。少しグリーン調の香りの入ったウッディムスクです。また、クリスマスに向けて同日12/3よりサンタル26のキャンドルとクラフトノートのセットを14,700円で発売開始です。レザーノートの背表紙にはシリアルナンバーがあり、10ページごとにサンタル26の香りが染み込んでいるのだそうです。もちろん用紙は無漂白。

■お詫び

10/1より六本木ミッドタウンでTauleto及びProfumi di Pantelleriaの販売がスタートするはずだったのですが、先方の会社様のご都合で(担当が替わられて白紙に戻ってしまいました)遅れております。販売されるのか、全くなくなってしまうのかわかりませんが、随時こちらでお伝えしていきますね。

■プレゼント (各3名様)

今回はABではなくて1つのセットですが、下記8種の中から5種ランダムにお送りしたいと思います。めでたく?ご当選されました方にはシークレットで別のグルマン系もあったりなんかして。

1、MontaleのChocolate Greedy(チョコレートクッキー)
2、Comptoir Sud PacifiqueのAmour de Cacao(上のMontaleそっくりですので比較出来ます)
3、Comptoir Sud PacifiqueのVanille Banane(香水には珍しいバナナの香り)
4、Comptoir Sud PacifiqueのMatin Calin(練乳ですよ、練乳!!)
5、Lostmarc'hのLann-Ael(ケーキのような香り)
6、Bath & Body WorksのTutti Dolci - Chocolate Fondue
7、Bath & Body WorksのTutti Dolci - Lemon Meringue
8、Il ProfumoのChocolat Frais(これはフレッシュなのでグルマンではないのですが・・・)

+ シークレット2種

応募はこちらから。(月曜日正午締め切りです→締め切りました)
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今回も随分と長くなってしまいましたが、お付き合い下さいましてありがとうございました ! !

 

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