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■ジョセフィーヌのローズガーデンに行ってみよう♪ Part2

 

 

■シャトードゥマルメゾン散策

入り口の中、右側にチケットオフィスがありますので、そちらでチケットを購入して庭園内、邸宅を見学することとなります。こちらのチケットオフィスでは植物図鑑のようなカタログがあったのですが、とてもステキですので、重さが気にならないという方、スーツケースに余裕のある方は購入して眺めるのも楽しそうです。

 

 

正面に見える邸宅までの道の両側にもたくさんの芳香植物が植わっています。全てがシンメトリーに配置されており、右と左は同じ植物になっていますので、チェックも簡単。邸宅内に入るには、画像中央のブルーの部分からとなっています。

 

 

まずは、昔と今を比較してみましょう。上記のものはこちらからの借用ですが、残念ながら年代は特定出来ません。でも、時代が古いことは確かですよね。

 

 

更にこちらはオフィシャルサイトに掲載されている近代のもの。なんと簡素な庭園でしょうか。季節も秋冬っぽいため、余計にそう感じられるのかもしれませんが、こちらは今回の改修前の様子となります。それでは、シャトー・ドゥ・マルメゾンの全景(と言っても広大な敷地ですから一部ですが)を見てみましょう。

 

 

パリのガーデンを紹介しているこちらのサイトより拝借しました画像です。中心の邸宅の右と左に庭園があるのがわかりますよね。今回はその部分を改修し昔の庭を再現した、ということになります。

 

 

正面の邸宅の広場にはシトラス果樹がコンテナで配置されているのですが、日本のみかんにしては少し小ぶりです。とても食べられるほどのサイズではないこのシトラス・・・実はベルガモットなのです。まさか、この庭でベルガモットを見ることが出来るなんて予想だにしていませんでした。

 

 

邸宅の正面を向いて右と左にそれぞれガーデンがあり、右側はローズをメインとした広々としたガーデンが、左にはリンデンの並木道とローズ&ハーブガーデンが広がっています。それだけではなく、邸宅の裏側にはレモンやセドラなど別のシトラス果樹も植わっていますので、ぐるっと回るように移動するのが良さそうです。まず、右側のローズガーデンの入り口を入ると、左側にピンクのローズがあります。これはこのガーデンの再建に出資した宝飾メーカーピアジェの名を冠した品種のローズ。もちろん、香りもありますよ。

 

 

そこからは、右と左にさまざまな植物が美しく配置されて「庭園」となっていました。芳香性のローズの品種が多かったのも特徴の1つと言えそうです。

 

 

ローズだけではなく、様々なガーデニングに相応しい植物が配置されており、季節を問わずに楽しめるように工夫されていることがわかります。

 

 

ローズガーデンの1番奥にあったのはなんとコンテナ植えのMagnolia Grandiflora、そうタイサンボクです。手のひらと比べてもいかに大きな花であるかが分かると思いますが、クリーミーで香りがとっても豊かでした。香れる高さで開花していることは希ですので、これは貴重な体験だったんですよ。

 

ゆっくりと歩きたい庭園内。上記の2枚を見てわりますか? 右側と左側を撮影してみました。
庭園の中央は芝生になっています。
かわいいマスコットを置いて撮影♪
奥に見えているのはタイサンボクのコンテナ。

 

 

さすがジョセフィーヌの庭だけあって、Souvenir de Josephine(ジョセフィーヌの思い出)というタイトルの新品種も植えられていました。

 

 

庭園と邸宅の様子を美しく撮影するにはこのポイントが良さそうです。この画像のちょうど右側には、特設テントが設置されており、2年の間にどのようにしてローズガーデンを復刻したのか、パネルで紹介されていました。(そのほとんどは邸宅向かって左側の庭のもの)

 

 

邸宅の裏側を回り、左側のハーブ&ローズガーデン風のところへ行くと、三角のコーナーが8つに分かれた庭園が造られていました。ここの庭園で凄いのは、原種のローズが揃っていること。ダマスクローズも沢山の品種が、センティフォリアだって沢山、初めて見るようなローザガリカの品種もありました。ローズの家系図の中でトップに位置し、ギリシアの壁画にも登場するローザガリカ。その品種がいくつも植えられていることには驚くばかりでした。一度にこれだけの原種を見られるのはとても貴重な体験です。

 

 

とても希少であまり流通していないのですが、ローズアルバ(ホワイトローズ)のダマスク種。こちらからも一部で香料が採取されています。香りはピンクのダマスクローズほど強くはありませんでしたが、柔らかなダマスク香でしたよ。まだ始まったばかりの庭ですから、数年後が楽しみですね。

 

 

さすがに名前はあっちこっちに掲示があります。でも、それもとても大切なこと。ピアジェの出資に拍手です。

 

邸宅の左側にはとっても大きなリンデンの樹木がそびえ立っていました。並木道をくぐると、そこは風に色が付いているように感じるほどリンデンブロッサムの香りが風と共に香っていたのです。柔らかですっきりとしたグリーンフローラルにうっとりし、何度深呼吸したことか。
 
6月半ばはリンデンブロッサムのシーズン。満開でした。

 

残念ながら、今回は邸宅内を閲覧する時間はありませんでしたが、またパリに行く機会がありましたら、季節を変えて出かけてみたいと思います。

お帰りの際は、またマルメゾン通りを通り、降りたバス停の道路を挟んで向かい側から乗車し、そのままLa Defenseに戻ります。La Defenseというのはパリ市内から少し離れた高層ビル街の地域で、いわば新しい現代的なパリの様子が感じられます。右の画像は地上部にあるモニュメントなのですが、これが新凱旋門なんですよ。お茶とバゲットサンドでも買って、Wifiで調べ物をしながらランチ休憩するのも良し。地元の人々や学生さんたちが多く集う広場でした。古い町並みもステキなパリですが、新しいデザインや文化も積極的に取り入れている町ですから、こうした地域もついでに観光してみてはいかがでしょうか?

(24/06/2014)

 

 

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