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■行って香ってみたかった、南国の花

 

 

マーケットには朝からたくさんのフラワーショップが出ていました。たくさん咲いているプルメリア。マダガスカルで見た地植えのものは大木ばかりで、落ちた花を香るくらいしか手立てがありませんでしたが、こんなにコンパクトだったら自由に香れルというもの。白はさっぱりとした香りが、赤からは少しトロピカルな香りが。

 

 

日本でも見かけそうな風景ですが、タイ語で書かれていて全くわかりません。でも、この写真の中央の奥に気になる物を発見してしまったのです。それはイランイラン!!

 

 

日本でも夏になると流通するイランイランですが、これはイランイランの中でもカナンガと呼ばれるタイプ(Cananga odorata macrophlla
)で、香水に使用されるタイプ(Cananga odorata genuina)とはまた別です。香りもマダガスカルのものほど強くはなく、精油は主に石けんに使用されているんですよ。アジア圏で栽培されているイランイランの多くはこのカナンガ。(香水用のイランイランとカナンガは枝葉の広がり方や花の付き方が違うのですぐわかります)

 

 

他にも苗を扱うショップが多かったりして目を楽しませてくれます。

 

 

ガガイモ科の植物でしょうか。南国らしくランの花も多かったのですが、こうした変わった植物もちらほら。

 

 

中華街の近くにあるナイトフラワーマーケットはとてつもない広範囲にフラワーショップの卸が軒を連ねているのですが、端には八百屋も出ており、なかなか日本では見かけないバナナの花も扱っていたり。これ、食べられる場所があったなら食べてみたかったです。

 

 

夜から朝までオープンしているというこのマーケットでは、皆さんPCでドラマを見ながら支度をしていました。野菜も変わった物がチラホラと。

 

 

タイと言えば黄色。このイエローマリーゴールドはレイに使われるだけではなくほとんどがお供え物となります。レイに使われているサンバックジャスミンの香りが当たりに広がり、香る市場となっていました。

 

 

そう。体験してみたかったのはこれなんです。なんとたっぷりのサンバックジャスミン!! 顔を突っ込んで香りたかったほどですが、売り物ですので撮影のみに・・・。でも、涼しげな香りは堪能してきました。

 

 

これが通りの右側と左側に展開されているのです。往復したらいい運動になりそうな距離・・・。

 

 

南国ですからランの花も豊富で、色とりどりの花が所狭しと並べられていました。

 

 

こちらはバラのコーナーなのですが、花だけの部分はおそらくお供えに使用されるのでしょう。切り花はなんと1束が150円なんです!!! 日本でこんなに安かったらしょっちゅう通ってしまう人も多いはず。

 

 

そこで見つけてしまいました・・・愛するチュベローズたちを!!! こちらも1束たったの150円。でも、ちょっと本数が少ないようです。開花している花も少ないですよね。

 

 

ところが、次のお店ではきちんと開花しているチュベローズがもっとたくさんで売られていました。なんと、1束たったの900円!!! 日本だと3、4本しか買えない価格なのに・・・羨ましすぎる・・・とテンションはマックスとなり、購入してしまいました。ホテルで2日楽しめるなら、と。

 

 

この花、最初はペーパークラフトかと思ったほど異才を放っていた生花です。赤いタイプは時折切り花や鉢植えで見かけるのですが、Dancing Girl Gingerという名前の花で、品種はWhite Dragonと言うそうです。(Globba winitii White Dragon)
植物って本当に面白いなぁ・・・と感じた瞬間。

 

 

バケツから手ですくって売ってくれたのはなんとホワイトチャンパカです。冷水に詰められていましたので、乾燥には弱いのでしょう。でも、タオルに広げておいたら、枕元で香り続け、とてもステキな空間演出になりました。天然のルームフレグランスです。これだけあった価格はたったの90円♪ 2晩は楽しめますので、市場に行かれた方は是非。

 

 

ということで、2晩ルームフレグランスとしてチャンパカとチュベローズを堪能したわけですが、キレイに飾らなかったのには理由がありました。それは、日本に持ち帰ろうと企んでいたから。マダガスカルからのスーツケースは容量的にも重さ的にも余裕があったのです。でも、これをたまたま持参していたバスタオル(マダガスカルのホテルにプールがあったため用意していた)に包んで濡らしたタオルとティッシュを詰めて帰国したのです。

税関では、もちろん植物検疫があります。でも、植物検疫の中でも切り花は比較的簡単で、さっと見てもう終わり・・・。お金も時間もかからなかったのです。虫がいないかのチェックが基本ですので、球根や果物は難しいでしょう。でも、切り花はあっという間に通貨したのです。

 

 

チュベローズを香り続けたバンコクの免税店にて、Jo Maloneの写真でも・・・と撮影してみて気づいてしまった新作・・・。そう、Jo Maloneのインテンスシリーズの新作がチュベローズアンジェリカなのです。香りはまさにチュベローズ。天然のチュベローズアブソリュートを使用しているとは思えない香りではありますが、 それでもバンコクの空気には溶け込んでいて、これこそ買いのタイミングだと思い、ついでに30mlも2本付けて持ち帰ってきました。パリ、マダガスカル、バンコクと周遊した旅の中で、香水を購入したのは最終日の最後の免税店でした・・・。

帰国後、オフィスに飾っていたチュベローズはその後も咲き続け、毎日切り戻していましたのでサイズは短くなったものの、11日間も咲いてくれていたんですよ。今までで1番しっかりと咲いてくれ、長く香りを楽しむことが出来たチュベローズとなりました。

(04/07/2014)

 

 

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