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Rose Omeyyade / ローズ・オメイヤ


<香 調> フロリエンタル
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 100ml
<濃 度> EdP

トップ
ラズベリー、ローズバッド、ピンクペッパー
ミドル
パチョリ、ガイヤックウッド、ブラウンシュガーアコード
ラスト
サンダルウッド、ぺルーバルサム、アンバー



2015年発売の最初のラインの香り。ウマイヤ朝(661-750年)をテーマとした香り。カリフ世襲制度による最初のイスラム王朝と呼ばれ、ウマイヤ家がシリアのダマスカスを首都として西アジアを支配、その後に中央アジアや北アフリカ、アラビア半島まで、最大でスペインからパキスタンまで拡大した王朝で、それを考えると今のイスラム国家の広がりも納得が出来るものに。

世界中の愛好家の評価が高いという香りだけに、どこまでロースが美しくまとめられているのかがポイント。トップではピンクペッパーがシャンパンの泡のように弾け、そこからベリー系のローズへと変化していくのですが、軸にパチョリやウッディノート、オリエンタルがベースにあるため可愛らしい香りでありつつも、落ち着いた上品さを湛えています。ラズベリーがあまり主張しつづけることなく控えめに消えていくのも大人っぽい出方で、香りはゆっくりゆっくりとオリエンタルな香りへと変化していきます。ローズウードとなっているわけではなく、オリエンタルなローズというのが全体の雰囲気で、ブラウンシュガーやガイヤックウッドは強くありません。ローズは調合タイプとアブソリュートのミックスで、アブソリュートの部分もわずかながら感じられる香りとなっています。パチョリをメインとしたハニーオリエンタルにローズをニュアンスとして重ねた香りですね。

(25/12/2015)

 

最初のラインの中で早々にベストセラーとなり、30%濃度のExtrait de Parfumや樽で寝かせたリキュールの限定版も作られた香り。 タイトルはウマイヤ朝で、発音はウとオの中間。UmayyadではなくOmeyyadeのため、ウマイヤではなくオメイヤとしておきました。その昔、Levantineと呼ばれた今のシリア、レバノン、ヨルダン、イスラエル辺りの地域の宮殿をイメージしたオリエンタルローズ。

イメージそのままのオリエンタルローズです。印象としては10年を経てもあまり変わらず、フルーティーさを強くは感じないオリエンタルローズが広がります。特にローズはハニーノートが強めで、中東と言えばローズウード一色だった当時に、ウードではない形で表現したローズとして評価が高かったのかもしれません。流行に乗らないということは古くなることもないわけで、10年程度では古さも全く感じない、色褪せないハニーオリエンタルローズです。

(24/09/2025)

 

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