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Guepard Classic / ゲパード・クラシック


<香 調> フルーティーシプレ
<仕 様> レディース
<容 量> 50ml
<濃 度> EDT

トップ
フレンチマリーゴールド、ゼラニウム、マンダリン
ミドル
シナモン、コリアンダー、カモミール、ジンジャー、オレンジブロッサム
ラスト
パチョリ、アンバー、バニラ



何とも印象的なボトル。一見Guerlain調に見えても価格は比較的カジュアルで、ボトルを彩っているカバーはブラスティックです。1997年の発売ですが流行に反したシプレウッディなのか、と香りを確認したら、シプレウッディというより、フルーティーオリエンタルでした。肝心な香りの感想は、トップがフルーティーなんですよ。マンダリンだけではなく、違うタイプのフルーティーさが強くあり、トップのフルーティーさが抜けると、一気にオリエンタルとなります。

 

 

 

GuerlainのHabit Rougeの甘さを少し控え、フェミニン仕立てにした感じでしょうか。瞬間、お香というかあのスモーキーな感じもあるのです。

(30/10/2006)

EdP濃度の香りのレヴューを追記です。香りは全く同じですので、単純に持続性だけで選ばれると良いと思います。濃度の違いもわずかなのかほとんど違いを感じられません。強いて言えばEdTの方がフルーティーさが強いかな、という程度で、基本的な構成は変わっていないようです。以前はかなりお香系に感じたのですが、改めて香ってみるとラストに微かにパチョリが出てきてクラシカルな女性らしいシプレ調になっていることがわかります。調香を見る限りスパイシーで渋めな感じがしますが、モダンクラシカルでカジュアルな7、80年代調の香りですよ。

(18/04/2011)


フルーティーだったっけ? と思いつつ、画像の入れ替えを機に再度肌に乗せてみたところ、何とも懐かしい、そうそうこれだった・・・というフルーティーさが渋く広がりました。スイートオレンジに少しグレープフルーツ調のトロピカルフルーツ(ジャックフルーツ、パパイヤ、パッションフルーツなど)を合わせたようなフルーティーさで、 フルーティーさが弾けた後でパチョリが広がっていくのです。 GuerlainのHabit Rougeが思い起こされたのか、というのは楽しいところで、共通の微かにパウダリーな甘さがパチョリと共に広がるあたり、そのようにも感じられるのです。

後半はとても軽やかなパチョリアンバーとなるのですが、EdTらしいスタイルで消えていきます。EdTの良さはグイグイと主張して残ることなく消えていくことにあり、早々に残り香になるため、気兼ねなく使えます。

(27/01/2023)

 

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