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Meltemia / メルテミア


<香 調> シトラスアロマティックフローラル
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 50ml
<濃 度> Extrait de Parfum

トップ
ベルガモット、ビターオレンジ、ジンジャー、ローズマリー、レモン
ミドル
オレンジブロッサム、ペタリア、ぺルーバルサム、ペティグレン
ラスト
アンバーグリス、アキガラウッド、サンダルウッド



2026年発売のギリシア、ミコノス島の限定品。

 

 

Jordi Fernandezによる調香で、タイトルはギリシア語でそのままミコノス島の夏の北風の意味で、心地良い涼しい季節風のこと。

 

 

Stemma Cosmeticsというお店の限定品で、アテネ市内に本店があり、そちらで取り寄せてくれるそうなのですが、どうせならミコノス島で買って使ってみたい。となれば、行くしかない。しかも、プレスリリースが流れた時、ギリシア行きが決定し、予定を組み立てていた時だったため、急遽日帰りでのMykonosを旅程に組み込んだのでした。

 

 

アテネ市内からはフェリーもありますが、時短を目指すならばやはりフライトが一番。お昼着という余裕のあるフライトで出かけ、夕方のフライトで夜には市内に戻るという弾丸な旅程を計画しました。アテネは市内から空港まで1時間ほどで、空港に向かうよりもフライトの方が短いわずか40分。

 

 

わずか40分で到着したミコノス空港でしたが、そこから市内へのバスは少なく、満員御礼のため歩くことにしました。空港から市内までは坂を下るため、30分ほどで到着します。少し距離はありますし、夏場は暑いので大変ですが、景色を眺めながら歩くのは楽しいもの。

 

 

丘から市街を眺め、下りていくと中心地のど真ん中に店舗はありました。

Stemma Cosmetics Mykonos | Niche Perfumery

出かける直前にオフィシャルサイトを眺めてみたらなんとSold Outになってるじゃないですか。これは残念。完売は仕方ないけれど、せめてテスターだけでも出してもらって香ってみようと店舗に入ったのですが、棚を見たらボトルがあったのでした。よーしよーしよーし、とテスターで試し、声をかけてみたらストックがあるとのこと。オンラインはきっとアテネ店の在庫だったのでしょう。ミコノス島が品切れでは残念ですから。

 

 

香りは、たっぷりのシトラスが弾けてスタートするシトラスフローラルにアロマティックな欠片がアクセントとなった、真夏にぴったりの爽やかな香り。9月に入った頃でしたが陽射しは強く肌を焼き、水分補給してもトイレに行かないほど肌から蒸発していくカラカラの状態だったため、どれほどこの香りが心地良かったことか。ベースは少しオリエンタルなウッディムスクですが、アンバーグリスは強くはなくムスクの方が強め。ペタリアとはGivaudanの独占香料で、ピオニー系のフレッシュフローラルです。

帰国して改めて香ると、それほどユニークではないし、ある意味マニア好みなポイントもなく観光客向けという言葉がピッタリな香りでしたが、ミコノス島にはピッタリはまる香りでした。しかもこのイエローも美しくて。

店長さんはオーストラリア人で、奥さまと結婚してミコノス島に来たのだそう。この香りを手にあちこちで撮影をしていたら、別のお店の女性が「それを買ったの?」と声をかけてくれました。おそらくその女性はNishaneのこの香りのリリースパーティーに参加していたのでしょう。狭い市内を散策し、そのお店の前を通る度に笑顔で手を振ってくれました。

そうした思い出を作った香りは、35%の高濃度で269ユーロで発売に。日本円だと5万円ほどですので、決して安くはないけれど、そのために来たのだから仕方ない。速攻でオーナーのお二人にメッセージを送り、ビールを飲みながらやり取りをしたミコノス島の午後でした。

ちなみに、帰りもゆっくりと坂を上り空港まで歩いたのですが、一度通った道は短く感じられるのか、上り坂であっても比較的近く感じられました。荷物があると大変ですが、バスの本数が多くはないですから、歩くのも良いものですよ。何よりも歩いた方が思い出になる。

(02/10/2026)

 

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