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Calandre / カランドル


<香 調> フローラルアルデヒド
<仕 様> レディース
<容 量> 100ml、7.5
<濃 度> EDT、P

トップ
ベルガモット、アルデヒド
ミドル
スズラン、ヒヤシンス、ホワイトローズ、ゼラニウム
ラスト
サンダルウッド、ムスク



1969年発売。カランドルには雲雀、カレンダー、車のラジエーターの意味がありますが、どれを意味しているのかは今となってはわかりません。この時代、メタルで無機質なものを作り出していたようです。オフィシャルの画像を見ると、無機質な感じが良く伝わってきます。一度廃番となってしまったのですが、2005年に再販された人気の香りです。随分前に香ったときはクラシカルなアルデヒドを強く感じたイメージだったのですが、今になって香ってみると、クラシックすぎずにまだまだモダンであることがわかります。

つけた瞬間はアルデヒドの香るシトラスグリーン。そこからふんわりとしたパウダリーさが出てきて、強すぎないフローラルにパウダリーさが加わった香りになっていきます。フルーティーさも甘さもない分無機質な感じやドライに感じるかもしれませんが、ラストノートはとても柔らかく、素肌っぽさを感じる香りになっています。これが、愛されてきた理由なのかもしれませんね。

(04/07/2006)

カランドルのParfumを追記です。どう見てもミニボトルにしか見えないあまり作りの良くないボトルなのですが、ボトルの底にはExtrait Calandreと表記がありますからやはりParfumなのでしょう。香りはオリジナルと同じフローラルアルデヒドで、アルデヒドが強めに香るのが特徴です。ただ、EdTと比較してみるとEdTの方が1プッシュの量が多いからかフレッシュさが大きく、こちらのパルファムの方は付ける量が少ないからか穏やかです。少しパウダリーな柔らかいフローラルアルデヒドに変化していく様子もそっくりですので、Parfumを大量につけたらEdTと同じなのかも・・・という印象は拭えません。(ParfumというよりもEdPっぽいです)ミドルからラストノートの香りはフローラルが主張するわけではないのにとても清潔感のあるフェミニンさで、ChanelのNo.5が好きだけど少しありきたりすぎてつまらない・・・と感じた方はこういう香りも良いと思いますよ。

(09/08/2011)

 

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