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まずは揃えたい31種と記載しておきながら、そこに入っていない香料があるのが申し訳ないのですが、基本に忠実でありながら、とても参考になるレシピだと思いますので、まずはこちらを初公開。何が勉強になるのか、というと香りの強弱をきちんとつける、ということが大切なのです。

 

■香りの軸は明確に!!

普段精油に慣れている方は、おそらく多くても15滴〜20滴でブレンドをしていることと思います。しかし、それだと1番少ない分量でも1/20であり、最大でも19/20です。出来る限り香りの軸は明確にする、というのが基本なのです。(それに慣れた後でアレンジするとスムーズですよ)

 

1 Lime
82
2 Lemon
13
3 Orange (Sweet type)
10
4 Ginger
1
5 Clary sage
1
6 Clove
1
7 Cinnamon
2
   
110

 

さて、これで何が出来ると思いますか?
勘の良い人はお分かりだと思いますが、とても馴染みのある香りが完成するはずです。この調香の勉強になる点は、たっぷりのライムを投入するということ。普通、精油のままでは一度に82滴なんて使うことはありませんよね? しかし、調香には時にこうした大きな差を付けた使い方が必要になってくるのです。この香りはこのままでも入浴剤やルームスプレーとして楽しめますが、香水としての完成度は高くありません。飽くまでもブレンドして遊んでみました、という領域。しかし、これが香水の部品になるのです。それをアコード(調和)と呼びます。

この調香はトップノートしか存在しませんので、ミドルノートとラストノートを加えたら、簡易的に作った香水という形となります。
100%天然香料で作れる、○ー○のレシピ・・・是非お試しを♪

 

■部品作り、香水を作ってみよう

香水を作る上で必要になるのが部品作りです。proficeオンラインショップでもいくつか発売をしていますが、香水に必要なのは、天然香料、合成香料して、調合香料です。調合香料とは何なのか・・・というと、これは天然の植物から精油が得られないもの(例えばスズラン)を再現した香料です。通常、香料会社がコンパウンドという形で商品として発売していますが、その中身のレシピは当然社外費で公開はされません。もちろん、調香師であれば自身でこれらの香りを作り出すことが出来ますし、更にアレンジをして形を変えていくことも可能です。でも、それらが調香師のパレットを広げ、いきいきとした香り作りの役に立つのです。そう、香水の部品なのです。

カネボウだって資生堂だって、たくさんのオリジナルのローズのレシピを持っているでしょう。特に資生堂はローズに力を入れていますので、多種多様なレシピがあるはずです。それらを細かく組み立てていけば、ベースノートを入れただけで香水という形になるかもしれませんが、こうした部品の多くはそのままではシンプル過ぎて香水という形にはならず、飽くまでも部品の1つというまとまりであることが多いです。

では、部品とはどのようなものなのでしょうか。また、香水を作る上でとても参考になるベース作りや模倣レシピ等もいくつか公開したいと思います。

 

ローズアコード (Rose)
無料版 / 有料版
フゼアベース (Fougere)
無料版 / 有料版
萌葱〜Aromatics
Original
ジャスミンアコード(予定)
(Jasmin)
シプレベース (Chypre)
無料版 / 有料版
Body Splash for summer
メントールボディスプラッシュ
ガーデニアアコード(予定)
(Gardenia)
オポポナックスベース(予定)
(Opoponax)
Pot Pouri(予定)
Santa Maria Novella
スズランアコード(予定)
(Muguet)
アンバーベース(予定)
(Amber)
Marescialla(予定)
Santa Maria Novella
ヒヤシンスアコード(予定)
(Hyacinth)
  The Pour en Ete(予定)
L'Artisan Parumeur
ヴァイオレットアコード(予定)
(Violet)
  Red Roses(予定)
Jo Malone
リリーアコード(予定)
(Lily)
  Guerlain(予定)
Vol de Nuit

 

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