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■ジョセフィーヌのローズガーデンに行ってみよう♪ Part1

 

 

■ナポレオン夫人、ジョセフィーヌ没後200周年

バラの季節にパリを訪れるなら、是非とも訪れておきたいのがローズガーデンです。バガテル庭園ライ・レ・ローズと言うのが大きく2つあるわけですが、そこに今年6/5、シャトーマルメゾンが加わりました。香水の世界では、アニマリックなムスクを愛した女性として知られているジョセフィーヌですが、実はバラの世界の方が有名なんですよね。世界中からありとあらゆる品種を集め、交配して新品種を生み出していたことで、バラの世界では母とも呼ばれるほどです。もちろん、彼女の名を語る香水にはローズの香りが欠かせません。

そんなマルメゾンですが、城というよりもどちらかというと邸宅です。彼女が晩年を過ごし、死後は40年間もムスクが消えなかったという寝室。そのマルメゾンの邸宅は比較的パリ市内に近く、少し足を伸ばせば行ける距離にあるのに、何故か観光客が少ないといういわば穴場の見所だったりします。2014年は彼女の死後200年ということもあり、無くなってしまったローズガーデンを2年かけて復刻するという事業がなされ、6月5日、そうローズの季節にオープンしたのです。彼女のローズガーデンにあったのは、現代品種ではなく原種に近いものが多くあったようで、バラの愛好家の皆さんに声をかけて品種の苗を集めたそうです。愛好家の皆さんも、ジョセフィーヌのローズガーデンに自身のコレクションが使用されるのであれば、それはとても光栄なことだったに違いありません。

今回は、最寄り駅からの行き方を含めて見て楽しめる内容となっています。さぁ、出かけましょう♪

 

■最寄り駅はラ・デファンス

 

 

最寄り駅はメトロ1号線もしくはRER A線の終点にあるLa Defenseという駅となります。そこからバスにて20分ほどの距離にあるのですが、パリ市内をバスで移動するのは少し勇気のいる行動なのかもしれません。でも、大丈夫。乗ってみればとても簡単ですから是非チャレンジを。1番難しいのはバス停を探すことにあります。(上記画像をクリックすると少し大きな画像になります)

 

 

La Defense駅を降りたら、まずは広い構内の中で、Gという出口を見つけて下さい。出口がそれぞれアルファベット表記になっていて、1番端にあるのがGで、フラワーショップが目印です。

 

 

Gを進むと上に上がる階段があります。階段の登り口にある看板を拡大してみると・・・

 

 

そう、階段を上ったところにあるのがバス乗り場なのです。この駅から発着する全てのバスが長距離バスのようにターミナルに集結しています。では上がってみましょう。

 

 

右と左に番号が見えますよね。バリ市内のバスは全て番号がふられており、今回マルメゾンに向かうのは258番のバスとなります。

 

 

奥へ進むと右側に258番のバス停を発見です。行き先はSt. Germain-en-Layeと言います。途中までしか行かないバスもありますので、行き先を確認して乗りましょう。バスのチケットは地下鉄と一緒ですので、回数券のカルネを購入しておいてもいいのですが、乗る際に直接運転手から購入することも出来ます。また、バスは週末でも15分間隔で運行しています(平日はもっと多い)ので、あまり待たずに乗車することが出来ます。

 

 

覚えておきたいのは、停留所の名前です。18個目のEcole La Malmesonではなく、1つ前の17個目のLe Chateauというバス停で降り、そこから徒歩となります。バスの中は、次に止まる停留所の名前が電光掲示板に表示されますから、1つ1つ確認をしていれば降り逃すことはまずないでしょう。観光客が少ない分、地元の人たちがたくさん乗車しています。(画像をクリックすると少し大きな画像になります)

 

 

 

バスを降りたら道を渡り、更に斜めに直進するマルメゾン通りを歩きます。このマルメゾン通りですでに様々な香りがしていてとても楽しいんですよ。

 

 

 

すると見えてきました、マルメゾンの邸宅の入り口です。この門を入って右にチケット売り場があるのですが、ガーデンと邸宅内の見学は別料金です。セットだと8.5ユーロ。ただし、10:00〜12:30、13:30〜17:30となっており、お昼休憩は邸宅内に入れませんのでご注意を。到着の時間によって、先にガーデンを楽しむか、邸宅内を回るかを決めるといでしょう。季節毎の催事や時間などはこちらのオフィシャルサイトにて事前にチェックしてお出かけ下さい。

さぁ、では明日は邸宅内に足を踏み入れてみましょう♪

 

(24/06/2014)

 

 

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