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Supraem Series / スプレーム・シリーズ

2018年に発売された4つの香りはスプレームシリーズと名付けられました。それぞれが合成香料を軸とした香りで組み立てられ、重ねても使える香りたちとなっています。どれもとてもメジャーな香料ばかりで組み立てられており、特別な最新香料は使用されていません。これが調香師の技術なんです。どこのご家庭にもあるもので調理して、最高の料理を作るのが料理人。調香師だって同じです。

ウッディノートが強いのはHypaer、軽いアンバーウッディが残るのがSupaer、最後までユニークなアイロン香が残るのがUltrae、アンバーグリスノートをムスクで包み込んだのがXtraem。どれもどのような香りを重ねても楽しめるベースとなる香りたち。(13/06/218)




■Hypaer (2018年)

カシュメランというウッディムスク系の合成香料をテーマとした香り。調香では良くカシミアウッドと表記されます。

カシュメラン、トリプラール、ケファリス、アンブレットリド、ムスクT

トリプラールというのはグリーンノート、ケファリスはラリックのインクノワールなどに使用されヒットしたアンバーウッディノートです。アンブレットリドはボタニカルムスクのアンブレットシードの中に10%ほど含まれているムスク香の香料、ムスクTはエチレンブラッシーレートというクラシカルで厚みのあるムスクです。あまりグリーンノートは主張せず、最初からアンバーウッディノートが広がりました。そのアンバーウッディノートのそれらしさを楽しんでいると次第にウッディムスクとなって落ち着きます。どのような香りを重ねてもしっくり収まる軽めなベースノートといったところ。(14/06/2018)


■Supaer (2018年)

大量に使用することで効果を発揮する、薄いアンバーウッディノート。単独でとても良い香りのため、頻繁に使用されています。詳細はこちらをご参照下さい。

イソイースーパー、エチルアセテート、フェニルオキサイド、メンタニルアセテート

イソイースーパーに合わせたのは、パイナップルノートのエチルアセテート、フェニルオキサイドはローズ系のフローラルノート、メンタニルアセテートは軽くてフレッシュなアロマティックノートです。大量の(90%)イソイースーパーを配合しているようで、香りはほぼ全てイソイースーパーです。その他の香りがあまりわからないほど。少しアロマティックかなぁ、少しローズ風があるかなぁ・・・といったところで、フルーティーノートはほとんどわかりません。イソイースーパーの仄かな香りを楽しむ香水ですね。最初からベースノート風なので、やはり何を重ねても喧嘩はしない調香となっています。(14/06/2018)

 

 

■Ultrae (2018年)

アルダンブルというのはムスクの香料で、そのままスバリ、アイロンの香りです。アイロン台の香りというか、アイロンがけをしている時アイロン台に残る香っている香り。そういうアイロン系ムスクという香りが存在するのです。とても特徴的な香りのムスクのため、僕は使用する機会がないのですが、それを打ち出すのはとてもユニークなこと。

アルダンブル、アルデヒド、ローズオキサイド、ハバノライド、トナリド

アイロンの香りに合わせたのはアルデヒド、メタリックなローズ香のローズオキサイド、そして典型的なランドリームスクであるハバノライドとトナリド。どちらのムスクも頻繁に使用されるメジャーなホワイトムスクで、大量に使用しても安全な香料です。これは合成香料だからなしえた面白さです。アイロン台に立ち上るムスクにニヤニヤした後、香りはプールの中の塩素を感じるようなメタリックムスクとなって落ち着きます。(13/06/2018)


■Xtraem (2018年)

アンバーグリスノートの中で一番有名なアンブロキサンを軸とした香り。パウダー香料で、使用頻度が高いこともあり、アンバーグリス香料の中では比較的高価です。

アンブロキサン、グローバライド、エグザルトリド、ヘディオン、イロティール

アンバーグリスノートに合わせたのは、グローバライドというムスクとエレガントなエグザルトリドというムスク。そしてフレッシュなジャスミン系香料ヘディオンに、軽いイロティールというアイリス香。驚くほどにシンプルでありながら、きちんと変化のある香りです。それは、トップからみどるにかけてがイロティールとヘディオンのパウダリーで軽いフレッシュフローラルノートがムスクと共に香るから。その段階ではアンブロキサンは香り出していないのですが、時間と共に変化し、アンブロキサンムスクへとスライドしていくのです。なんと、50%もアンブロキサンを使用しているそう。(13/06/2018)

 

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