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過去に寄稿した文章、インタヴューなどがいくつかありましたので、下記にまとめておきます。

 

Зима, уходи: Парфюмеры о запахах грядущей весны

ロシア(モスクワ)のジャーナリストに依頼されて寄稿したもの。日本の春について説明しているのですが、どのようにして春が訪れるのかは三寒四温という日本特有の気候を、春の訪れを何で感じるかについては植物以外に花粉を(コロナ禍でなくともマスク着用率が増えると)、そして春の香りを作るとした何を使用したいか、という質問にはハーブであればフキノトウを、花であれば沈丁花を使いたいと回答。フキノトウは芳香成分名も記載したのに省略されてしまい、ちょっと伝わっていないようですね。春にはどのような香りを使うかとの質問には、Antonio AlessandriaFleur et Flammesを選びました。早春のシチリアを訪れた際、その時の空気感に合わせて彼のお店選んだ香りだったから。今回の記事でAmouageのEpic Womanを選ばれたのはRenaud Salmonで、Christopher Chongに続いてAmouageのディレクターに就任された方です。(19/02/2021)

 

 

 

 

Fragrance Lovers: Tomoo Inaba Profice

仲良くしているLe Jardin Retrouveの依頼で企画に参加したもの。フレグランスファンや関係者に同様のインタヴューをして、それをたくさんアップしていく、というもの。誰がどう答えたのかお互いに気になったりもした記事でした。記事の最後に希少で貴重な天然香料を奪い合うことはエコではない点、天然のウード香料は貧しい地域で奪い合いを起こし、結果ウードマフィアと呼ばれる人たちによる殺人へと発展している事実を記載しています。希少な香料を使用していることを声高に主張する商品、ブランドたち。果たしてそれが良いことなのかどうか、今一度考えてみてください。もちろん国が管理している貢献事業につながるウードもたくさんありますし、農家の人たちの過酷な労働によって得られた希少な精油もあります。少なくともトレーニングを積んだ調香師たちは皆、それを使用せずとも、それに近い香料を作り出すことが出来ます。だったらそれで良くない? という問いかけです。マイソール産のサンダルウッドはヒンドゥー教の儀式に、ウードは香道の大家やイスラムの皆さま優先で良いではないかということです。(10/11/2020)

 

 

 

Meet Tomoo Inaba, the fragrance journalist & perfumer from Japan

ベイルートのIDEO Parfumeurのインタヴュー記事。調香師としてではなく、フレグランスジャーナリストとして、愛好家としてのインタヴューはとても新鮮でした。どういう時にどんな香りを使う? みたいな。いちファンの気分で受けた記事です。こうして交流を図っていこうとするスタイルはユニークですよね。(28/07/2020)

 

 

 

 

Cascarille Jean Laporte L’Artisan Parfumeur: One of the First Perfumes of the Brand

L'Artisan Parfumeurの最初の香り、CascarilleについてのFragranticaの記事に協力したもの。(21/06/2019)

 

 

 

 

An Unknown Vintage: Kyara Ideal Perfume Review

アイデアルというブランドが昔日本にあってね、その頃からウードの香水が発売されていたんだよ、と。ブランドの背景やそうした香りが作られた背景などをSergeyが記事にまとめたもの。情報提供みたいなものですね。(05/29/2019)

 

 

 

 

Италия, Швеция, Гонконг: Чем пахнут разные страны ? рассказывают парфюмеры

ロシアのジャーナリストの友人からの依頼で参加した記事。様々なブランドのオーナー、調香師の皆さんが、それぞれの国の香りについて、思い出と共に語ったもの。参加しているのはほとんど友人たちですが、彼らがどう答えたのかも面白かったです。ロシア語ですが、自動変換でも結構通じると思います。もちろん僕がロシア語で書いたわけではなく、英語からの翻訳でした。(28/01/2019)

 

 

 

 

Tuberai Beau Kwon: Tuberose for Two

今はクローズドとなってしまいましたが、Beau KwonのTuberaiという香水を調香した際、どうしてその香りになったのかなど、ストーリーを説明した上でSergeyが記事としてまとめてくれました。(20/08/2018)

 

 

 

 

 

An Interview with Tomoo Inaba, the Perfumer of Zoologist Moth

ZoologistのMothの発売を前に行われたオフィシャルのインタヴュー記事。もともとはインドのスパイスを多用して黒をイメージしたブラックパンサーだったのですが、あの時ブラックパンサーにしていたら大変なことになっていたはず。直前に映画が公開されていたからです。亡きスッピー(手前)と元気なコタロー(12歳)との写真は、フィレンツェの展示会Pitti Fragranzeから帰った直後に帰国報告用に撮影したものでした。 (28/04/2018)

 

 

 

Interview with Perfumer Tomoo Inaba and Some Rare Shiseido Perfumes

資生堂のことは常々、きちんとした英語で正しい情報を残していくべきだと考えていたのですが、友人のSergeyがそれを担ってくれました。正しい情報を彼に提供し、質問に答え、まとめられた記事です。(14/02/2017)

 

 

 

 

An Interview with Toomo Inaba, the perfumer of Zoologist's Nightingale

ZoologistのNightingale発売を前に行われたオフィシャルのインタヴュー記事です。もともとはproficeのセミナーで公開していた花簪という香りがベースであったこと、その背景にあるストーリーなどを説明したもの。(02/09/2016)

 

 

 

 

フレグランスジャーナル社 aromatopia 137 - 148 (2016 - 2018)

全12回の「世界香り紀行」と、4つの特別編を執筆。これでは「兼高かおる世界の旅」じゃないか、と言い出せなかった2年間。

世界香り紀行 1 ヴェネツィア人と香水
世界香り紀行 2 フレグランス市場の中心はイタリアにある
世界香り紀行 3 チュニジアの珍しい香料と産業育成
世界香り紀行 4 トルコの「食」と「フレグランス」
世界香り紀行 5 6月のパリでバラを楽しむ
世界香り紀行 6 北と南のイタリア
世界香り紀行 7 カンボジアの胡椒
世界香り紀行 8 東南アジアの野菜たち
世界香り紀行 9 アムステルダムとピサの植物園
世界香り紀行 10 国産サフランは大分県にあり
世界香り紀行 11 カタルーニャ人と香り
世界香り紀行 12 早春のルーマニアを香る

aromatopia 126 イランイランの香りを求めて
aromatopia 133 インド・スリランカの香りを求めて【前編】
aromatopia 134 インド・スリランカの香りを求めて【後編】
aromatopia 141 バニラの花を求めて
aromatopia 148 ラベンダーとフレグランス

 

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