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La Divina Tubereuse / ラ・ディヴィーナ・テューべルーズ


<香 調> フローラルウッディ
<仕 様> レディース
<容 量> 100ml
<濃 度> EDP

トップ
ベルガモット、ネロリ
ミドル
チュベローズアブソリュート、アイリス
ラスト
ウッディノート、サンダルウッド、ベチバー



 

神のチュベローズ、崇高なチュベローズのような意味のタイトルで、チュベローズをテーマとしたフローラルウッディ。

間違いなくチュベローズのアブソリュートを使用しています。トップでは意外なほどのシトラスノートが香り、すっきりさっぱりとしたチュベローズなのですが、アブソリュート特有の香りがシトラスノートで和らげられてワイルドさを強くは感じません。アブソリュート特有のそれらしさはそこまで長く持続はしませんが、チュベローズの残り香とアイリスが微かなサンダルウッドノートと共に肌に馴染み消えていきます。ミドル以降はどんどんウッディノートが前に出てくるというか、香ばしいウッディノートとアイリスの方が強くなり、チュベローズがウッディノートに負けてしまっているように感じますが、時間と共に不思議とチュベローズが復活してきます。香り自体がとても軽いので、コロン感覚で使えますよ。

(10/07/2012)

 

 

前回のレヴューから1ヶ月ですので、あまり印象はブレていないのですが、付けた瞬間かに質の良いチュベローズアブソリュートが軽やかに香ります。チュベローズアブソリュートは結構パワフルですので、トップにたくさんのシトラスノートを配置しないと重く感じられてしまいます。そこにしっかりと配慮した構成で、シトラスが弾けてチュベローズアブソリュートがすっきりと香った後でジワジワとウッディノートが登場するのですが、チュベローズアブソリュートはベースまで引っ張られるほど長く香りますのでアブソリュート感は存分に楽しめます。華やかだけど華美過ぎず、フェミニンだけど芯があるという可愛らしいだけでは終わらない香りが魅力的で、やはりフルボトルを手にしてしまいました。価格は高価ですが、惜しげなく使いたい香りです。

(22/08/2012)

 

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