*Log in
 *Log out
 *My account

| Top | Books | Topics | PMF | Q & A | Making | Essential | Perfumers |  PRESS |
  

Rose Sauvage / ローズ・ソヴァージュ


<香 調> フロリエンタル
<仕 様> レディース
<容 量> 100ml
<濃 度> EDP

トップ
マンダリン、ベルガモット、カーネーション、ブルガリアンローズ
ミドル
ジャスミンアブソリュート、アイリス、パチョリ、トンカビーン
ラスト
チュベローズアブソリュート、ブルガリアンローズアブソリュート、バニラ、アンバーグリス



1st lineの2種のローズのうちの1つ。

ワイルドなローズはローズにしてローズにあらず。いや、香料としてのローズはきちんと香っているのですが、バニラの甘さやパチョリもトンカビーンが少しずつ重なることでフロリエンタルなシック系ローズとなっているのです。時間と共にどんどんローズが香りだすのが不思議なのですが、ローズは飽くまでもシングルノートのすっきりとしたキレイな香りではなく、重厚感のあるローズ調となった後、薄いバニラの甘さが肌に残ります。香り自体はムスク不使用で軽く出来ていますので、甘さはあっても持続はありません。軽めのEdTくらいの感覚ですから、気軽に使えるフロリエンタルというところ。

(09/07/2012)

トップからかなり甘さの強いローズが香ります。やはりどうもローズらしいローズ香をイメージしていると別物で、上記にも記載した通り、ワイルド(ソヴァージュ)ではなく豪華絢爛です。綾織の絨毯というか、ロココ調の家具が立ち並ぶまばゆい部屋というか、重厚感をもった香りです。真冬向きの重さではなく厚みがある感じで、スパイシーな部分が見え隠れしています。時折、醤油っぽい香ばしさを感じるのですが、それはどの香料の中に潜んでいる成分なのだろう・・・と不思議な気持ちになります。

液体がかなり赤くなっていますので、フルボトルだと綺麗ですよね。

(15/05/2013)

 

<Antonio Visconti Topに戻る>

profice〜香水のポータルサイト〜