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Cialenga / シアレンガ


<香 調> グリーンフローラルシプレ
<仕 様> レディース
<容 量> 30ml、7.5ml
<濃 度> EDT、P

トップ
シトラスノート、グリーンノート
ミドル
アイリス、ジャスミン、イランイラン、クローヴ、ローズ、リリー
ラスト
ベチバー、サンダルウッド、オークモス、ヴァージニアシダーウッド



Balenciaga自身が亡くなった翌年1973年の発売でもあり、調香を行ったJacques Jantzenにとっても後年の香り。(78年に亡くなった方です)

最初に感じたのはベースノートの少ないChanelのNo.19っぽいということ。No.19全体を軽く薄くして、アイリスとベチバーを控えめにしていったら似てくるのではないかと思います。No.19のEdTだったらもっと似ているのかもしれませんね。香りがとにかく軽くてグリーンノートとジャスミンにアイリスとベチバーが核だと思うのですが、その点もNo.19と良く似ています。No.19のベチバーの部分がエッセンシャルオイルなのに対し、こちらはもっとシンプルな合成香料が主体になっているのではないでしょうか。(合成香料の方が芳香成分がシンプルなためにクリアで綺麗な香りになります)ラストノートは意外にもシダーウッド調の香りが長く持続します。あっという間に香りはなくなるのに、ラストノートだけ長くて驚きました。

調香師は別なのですが、Le DixはNo.5に似ていますし、こちらはNo.19に似ています。うーん、もう少し個性があっても良かったのかな、と思ってしまいます。ちなみにこの商品の製造はElizabeth Arden社になる前のFFI社製造ですので1992年〜2001年の間となります。ボトルの刻印がGuerlainと同じ手法ならば1997年の製造となります。

(29/11/2010)

上記の広告にある通りのパルファムを追記です。パルファムを香ってみた第一印象もやはりNo.19っぽい・・・ということでしたので、印象はEdTと大きく差がありません。ガルバナムとアイリス、ジャスミンにベチバーが軸で、EdTでは合成香料に感じたベチバーが、精油に感じるのが違いと言えば違いでしょうか。ベースの渋さがパルファムの方が際立ち、フローラルを押しのけてウッディシプレへと変化して落ち着きます。

(08/02/2013)

 

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