*Log in
 *Log out
 *My account

| Top | Books | Topics | PMF | Q & A | Making | Essential | Perfumers |  PRESS |
  

Escape for men / エスケープ・フォー・メン


<香 調> アロマティック
<仕 様> メンズ
<容 量> 100ml
<濃 度> EDT

トップ
ジュニパー、ベルガモット、ユーカリ、バーチリーフ
ミドル
セージ、サイプレス、バルサムノート、ローズマリー
ラスト
パチョリ、ベチバー、サンダルウッド、オークモス



レディースの大ヒットを受けて2年後の1993年発売。調香はSteve Demercadoで、価格が安いことも手伝って大ヒットした香りです。発売当初ご使用されていた方も多いのではないでしょうか。季節限定品を多く手がけるカルヴァンクラインの中で、この香りは派生品が少なくオリジナルも残されているところを見ると、ブランド側にとっては大切な香りなのでしょう。

この香りのイメージが分かり辛いのは、軸となっている香りが合成香料のため、ピラミッドの中に書けないということにあります。ハーブを多用していても、それよりも遥かに多くの合成香料を使用しるのです。チャーハンのお米の部分が全て合成香料という感じで、具材にちらほらとハーブがある、というつくりになっているのです。ベースノートも単品香料で置換されているために全体的にとても軽やかです。バーチリーフの香料は調香体験セミナーで使用しているGivaudan社の合成香料だと思うのですが、パワフルなその香りをメンズに良く使用されるフレッシュなDihydromircenolをたっぷりと使用しているのがポイントです。ハーブ精油の持つアロマティックな香りをイメージしているとそれらの良さはあまり感じられませんのでご注意を。もっともっと香水らしくスポーティーにまとめられた香りです。

(01/03/2012)

 

<Calvin Klein Topに戻る>

profice〜香水のポータルサイト〜