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Dior homme / ディオールオム


<香 調> オリエンタルウッディ
<仕 様> メンズ
<容 量> 50ml
<濃 度> EDT

トップ
ラベンダー、セージ、カルダモン
ミドル
アイリス、カカオ、アンバー
ラスト
ベチバー、パチョリ、レザー



 

ディオールオムは秋からライン展開をするということが05年4月くらいから話題になっていました。香水についても同じく秋に発売となりました。このボトルの中心に、円柱のステンレスがあるんですけど、これがスプレーノズルの代わりとなって全く新しいスタイルなんだという記事を日本語で読んだことがあります。
しかし、現物を見ると・・・

円柱の中にスプレーノズルが隠れているだけです。

 



発売前からアイリスを全面に打ち出したパウダリーフレグランスだと言い切っていたこの香りです。メンズでパウダリーなものはありますが、フローラルパウダリーなのはどんなだろう、と思っていたら、しっかりとメンズらしいメンズ香の中に暖かみのあるパウダリーフレグランスとして出てきました。ムエットで確認した時は、秋冬にぴったりなライトパウダリーなウッディオリエンタルといった感じで、スパイスっぽさもハーブのグリーンもそれほどなく、もわーんとした大人の香りの印象。イメージは物腰の柔らかな上司、という感じでしょうか。

実際に購入してみるとラベンダー、ベチバー、パチョリも香りますね。ベースが結構しっかりしてる感じです。甘さはそれほどないのですが、物腰の柔らかな上司・・・という印象はそのままです。

(14/02/2008)

Eau de Parfum Intenseのレヴューを追記です。もともと上記の香りのEdPバージョンということで2007年に発売されたのですが、調香が少し違います。基本は同じなのですが、EdTはラベンダー、アイリス、ベチバーを軸としているのに対し、EdPの方はアイリス、アンブレットシード、ヴァージニアシダーウッドを軸としています。ですから、軽やかなのはもちろんEdTで、ウッディノートとアイリスが甘く香るオリエンタルさがあるものの方がEdPです。甘さの持続もEdPの方が長く、EdTはアンバーウッディ系の合成香料が次第に強くなって終わるのに対し、EdPは甘く柔らかなアンバーノートが残ります。アンバーノートを強くしたことで持続が伸びているのかもしれませんね。調香はもちろんFrancois Demachyです。ボトルはキャップのカラーが変更となり、ジュードロウが広告塔を務めたことで話題となりました。

(16/06/2011)

 

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