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Poison / プワゾン


<香 調> フローラルアンバリー
<仕 様> レディース
<容 量> 50ml、30ml
<濃 度> EDT、P

トップ
コリアンダー、プラム、アニス、ピメント、ローズウッド
ミドル
ローズ、チュベローズ、オレンジブロッサム、ハニー、シナモン、ワイルドベリー、ラブダナム、カーネーション、ジャスミン
ラスト
サンダルウッド、シダーウッド、ベチバー、ムスク、バニラ、ヘリオトロープ、オポポナックス



 

「香りは心の毒である」という詩人ポール・ヴァレリーの言葉から、当時のDiorの社長モーリス・ロジェ氏がセレクトしたネーミングで世界中で大ヒットした1985年発表の名香。

これの50mlサイズでもヒプノティックプワゾンのようなカボチャの形のものが出ているようなんですけど、これは平たいボトルです。カボチャの形で揃えたかったなぁ。香りは、トップからスパイスとフローラルがしっかり香り、次第に妖艶な甘さとウッディに変わっていきます。イメージとしてはバブル期の華やかさなんですけど、今ではこういった香りは受けないんじゃないでしょうか。個人的にはこういう香りをもっともっと日本人も使って欲しいんですけど、今の若い世代には濃厚過ぎるかと思います。もっと爽やかでフレッシュなものに時代が流れてますよね。

(30/10/2006)


 

パルファム のレヴューです。どうしてもバブル期のホステスというイメージが消えないのですが、今で言うブルガリとかD&Gのライトブルーのように誰も彼もが手を出していたこと、たまたまその香りが濃厚であったこと、強く香らせている人が多かったこと、等で使用している人の周りでは評判はあまり良くなかった香りです。でも、バブル期から離れてその先入観をなくしてみるとやはり素敵な香りなんですよ。パルファムではフルーツとフローラルにオリエンタルなスパイスと甘さが加わって妖艶な渋さを醸し出しています。トワレでは分からなかったのですが、ジャスミンやチュベローズの精油に見られる薬品香もしています。フルーツがミドル以降は前に出てこないということ、スパイスが甘さに包まれて柔らかくなっていることがポイントです。

パルファムのコロンとしたボトルはきちんと蓋をしていても香りがあふれ出してくるくらいに主張が強いのですが、肌の上だとまろやかになります。もともと持続の長い香りだっただけにパルファムともなると何時間香ることやら・・・。(5時間くらいは軽そうです)街を歩けば必ずこの香りの方とすれ違っていた時代を懐かしく思います。(当時使っていた人ももう使っていないだろうなぁ・・・)

(02/10/2008)

 

 


 

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