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Sampleレビュー

■L’edition Imperiale (2006年)

Kraft International Marketing(Liz Claiborne、Versace、CalvinKlein、Diesel等を製造しているメーカー)がライセンスを取得し、ニッキアフレグランス市場へ香水を送り出しました。プレスリリースがあったのは2006年10月でしたが、世界的な発売されたのは2007年春のことです。香り自体はコニャックではありません。

トップ:カルダモン、マンダリン、タジェット、コリアンダー
ミドル:シダーウッド、スモークティー、ロイヤルカラー、ヴァイオレット
ベース:ベチバー、ファーバルサム、レザー、アンバー

ずっしりと重いガラスボトルに金属が取り付けられているという凝ったつくりのようなのです。発売と同時に売れていた感じで、品切れになるのも早かった気がします。香り自体は思ったよりも渋くなく、わりと使いやすくまとめられたカジュアルなメンズフレグランスという印象ですね。スモーキーさとかレザーやアンバーがどっしりと香っていればもう少しダンディ的というか渋さが出ていたと思うのですが、ターゲットが25〜35歳ということもあり、軽めな香りにしたようです。EDPを試しているのですが深みはそれほど感じません。コロンのような軽さではないのですけどね。トップではスパイスとシトラスが香り、次第に乾いたウッディが出てきます。その後にベースノートが出てくるかと思ったら、薄れて消えていってしまうんですよ。薄れていく中にレザーとベチバーが見え隠れしている雰囲気だなぁ。(アンバーも出てきますよ)コニャックメーカーらしく、もっと骨太でガッツリと力強くて男くさい感じのものを期待していたのですが、少し違っていたようですね。しっかりとした量を肌に乗せるとラストノートにしっとりと大人の雰囲気を楽しめそうなのですが、それだけだったら他のものでも良いかな、とも思ってしまいます。
75mlが110ドル、125mlが165ドル。(EDPとEDTがあるようです)(16/10/2007)


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