*Log in
 *Log out
 *My account

| Top | Books | Topics | PMF | Q & A | Making | Essential | Perfumers |  PRESS |
  

By for men / バイ フォーメン


<香 調> スパイシーフゼアアンバリー
<仕 様> メンズ
<容 量> 50ml
<濃 度> EDT

トップ
ペッパー、ナツメグ
ミドル
アルテミシア、ラベンダー、パチョリ
ラスト
アンバー、サンダルウッド、レザー



1998年発売のペアフレグランスのメンズでゼブラ柄。香りはアンバーが強く、トップからスパイシーな香りと共に香りたちます。典型的なメンズ香でありながら、ちょっとクセになる香りという印象を残すあたりがD&Gですよね。他のものが比較的カジュアルなのに比べてこれはこってりと甘くスパイシーでセクシーな香りとなっています。

(05/07/2006)

11年前のレヴューは恥ずかしくなるほど稚拙で、言葉少ないものでした。20年前の発売当初の思い出を、あの頃の記憶と共に・・・と、この香りがなんだか高値で取引されてしまっているということで、きちんと書き直すことにしました。98年当時、オンラインでの通販が賑やかになってきた頃で、多くの方がこの香りを手にし、香水の魅力にはまっていったことと思います。

特徴的なアンバーノートに、あぁ、この香りだったと一瞬にして記憶が蘇りました。ラベンダーが強くないフゼアオリエンタル、アンバリーで、アンバーノートに重なるアニス調のアルテミジア、そしてグリーンノート、スパイスはナツメグの方が強いのですが、そこまで主張をせずアンバーに包まれて香ります。グリーンにニュアンスをアンバーの中に入れるというのは、当時としては画期的だったのかもしれないなぁ・・・なんて感じたのですが、アンバーの中のクセがグリーンノートだとは、パッと気づかないのではないでしょうか。レザーとパチョリは強くなく、フゼアをオリエンタルに仕立てる要素として活躍しています。

こうしたファッションフレグランスは、香り1つ1つに対する背景やストーリーが薄いため、記憶に残りづらいものだったりもするのですが、そうしたものがあったとしたら、もっとヒットしていたのかもしれません。

(31/08/2017)

 

<Dolce & Gabbana Topに戻る>

profice〜香水のポータルサイト〜