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Sampleレヴュー

■L'Eau The One (2008年)

国内サイトで「ジ・ワン」という表記が見られますが、ブルーベルの表記にもありますように「ザ・ワン」が正しいです。Onceのように母音ですが子音発音なのでTheはザで良いはずです。2006年発売のThe Oneのライトバージョンです。調香を見るとオリジナルとそっくりでほとんど同じように見えますが、香り自体は違って感じます。

トップ:ピーチ、マンダリン、ライチ
ミドル:スズラン、エキゾチックフルーツ、プラム、マドンナリリー、ジャスミン
ベース:ムスク、モス、アンバー、バニラ、ベチバー

単純に濃度が違うだけではなくて少し配分が違っているのだと思います。いわゆるフルーティーフローラルな香りなのですが、アンバーの甘さがあまり強くなくてピーチの甘さになっているので夏使用の軽い香りに感じます。甘さがすーっと引くと少しグリーンフローラルが出てくるのですが、リリーとスズランがジャスミンやフルーツよりも強いからなのでしょうね。モスもベチバーもバニラもアンバーすらもあまり良く分からないという配合なのですが、ミドル以降はフルーティーさがなくなって微かにウッディノートが出てきますから香ってはいるんです。全体として以前の流行系のフルーティーフローラルよりもあっさりと薄れていく軽い香りとなっています。フルーツがトップで消えていきますし、少しクリーミーなマグノリア系の香りとなって落ち着くのでかなり使い安いのではないでしょうか。(23/03/2009)

 

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