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Iris Poudre / イリス・プードル


<香 調> パウダリーフローラル
<仕 様> レディース
<容 量> 50ml
<濃 度> EDP

トップ
アイリス、トンカビーン、ムスク、バニラ、サンダルウッド、ベチバー
ミドル
ラスト



Pierre Bourdonによるカシミアのセーターのようなパウダリーなフローラルアルデヒドの香りで2000年発売の最初のライン。

一味違ったアイリスで、ほのかなクリーミー的甘さを持ったサンダルウッドとアイリスの宴。クラシカルさが上品ですね。他の会社のアイリスに比べると一種独特の雰囲気を持っています。ほのかな甘さと渋さなのですが、トンカビーンが効いているのかなぁ。桜餅っぽい感じではないのですが、アルデヒドとグリーン香を感じます。この香りのクリームを試したことがあるのですが、基本的にはしっかりとその香りがしています。パウダリーさがありますから、クリームの香りとしてはぴったりなのかもしれません。華やかさはないのですが、とても上品です。パウダリーと透明感という相反するような香りのコントラストがとても素敵なのですが、微かなアルデヒドがクリア感をもたらしているんですよね。フレデリックマルの香りの中では地中海の百合についで好きな香りなのですが、好きな香りをあまり変化せずに楽しめるというのもこの香りの良い所なのかもしれません。

(11/02/2009)

 

 

Frederic Malleの香りの中でも特別にセクシーで大人びているIris Poudre。この甘く柔らかな香りを、好きだからという理由で何度も模倣にチャレンジしていました。何度試しても違う・・・。少しもオリジナルに近づかないと諦めたていたのですが、数年を経てじっくり取り組んでみると、香りの中に意外なほどのフローラルノートが隠されていたことに気づき、そのキーノートの意外さに驚かされました。

オリジナルは12%ですが、proficeの模倣レシピセミナーとして開催するのは20%です。12%のものは意外なほどあっさりとしているのも特徴だったのですが、更に高濃度にすると果たしてどうなるのか・・・。市販品にはないパルファムテイストのIris Poudreをお楽しみ下さい。幾度となくレシピを修正して取り組んだ難産な模倣レシピをお楽しみあれ。

(28/07/2014)

 

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