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Sampleレヴュー
■Le Sportif (2009年)

そのものズバリと言う感じでスポーツマンというタイトルです。

トップ:マンダリン、ベルガモット、グレープフルーツ、メロン
ミドル:マリンノート、ローズマリー、セージ、スズラン
ベース:パチョリ、アンバー、ムスク

付けた瞬間から弾けるように香るマリンノート。シトラスもありますが、強いのは飽くまでもマリンノートでそこにローズマリーとセージが重なります。ベースノートはほとんど出てきませんので、いかにもスポーツにぴったりという爽やかさを持っています。時間と共にすこしだけ甘さが出てきますが、甘いと感じるかどうか・・・という甘さですからとても穏やかな甘さです。香り自体はオーソドックスなハーバルマリンノートですからありがちと言えばそれまでです。香り自体嫌いではないのですが、100mlで150ユーロを支払う価値があるのかというとやはりうーん・・・と考えてしまいます。代替はいくらでもありそうですから。(26/06/2009)


■Le Seducteur (2009年)

魅惑的な・・・という形容詞ですが、名詞化すると意味合い的には「女たらし」という感じに。

トップ:ベルガモット、ミント、ガルバナム、ローズマリー
ミドル:パチョリ、シナモン、グリーンリーブス、ナツメグ、タイム
ベース:モス、ハニー、ムスク、レザー

甘くてスパイシーな香り。パチョリにハニーノートと沢山のスパイスが重なった印象でとてもセクシーです。よくよく香っているとグリーンノートも出ているのですが、甘さにかき消されてトップノートはあまりわかりません。スパイスの中で強いのはシナモンでハニー、パチョリ、シナモンを核としたスパイシーオリエンタルな香りと言えそうです。女たらしという名に相応しいセクシー香で、冬場ではなくて夏場の暑い最中にもわんと香ってきたら1番セクシーなのではないかと思わせてくれる香り。ただ、このセクシーさは長続きをせず、30分ほどで柔らかなスイートパチョリ香となって落ち着きます。そこからの持続はもちろん長いですよ。(26/06/2009)


■Le Professionnel (2009年)

専門家というタイトルの香り。3つの中では1番通好みな香りという意味合いなのでしょうか。

トップ:ベルガモット、マートル、ガルバナム、ジュニパー
ミドル:スパイス、ゼラニウム、オレンジ
ベース:パチョリ、モス、ベチバー、レザー

確かに1番変わった系統です。スパイシーな部分とハーバルな部分がパチョリに包まれて香るという感じです。シプレに偏っているわけではなくて雰囲気としてはスパイシーなフゼア香です。(ということはゼラニウムが結構強く出ているということ)あ、オレンジにシナモンやクローヴを足したスパイシーシトラスにゼラニウムとパチョリが加わっているというのが1番分かり安い言い方かもしれません。ミドル以降微かに腋臭っぽいメンズ香を感じるあたりがセクシーだと思います。(26/06/2009)


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