1990年のカボティーヌの発売から12年後の2002年に発売された香りで、ビジュアルにもある通りに元祖のカボティーヌに加えてカボティーヌローズとブルーが加わりました。ただ、2008年現在ではオフィシャルサイトにはありませんので最初から限定だったのか廃番になったのかどちらかですね。(最初から限定だったのかもしれません)

香りの印象はロータスフラワーとスズラン、そしてホワイトムスクというすっきりさっぱりなアクア系フローラルです。アクア系の香りのクセの部分をスズランが随分画してくれているので、すっきりですが金属的な感じにはなっていないです。だからわりと使いやすく感じるのですが、ミドル以降にスズランが薄れるとアクアノートがドカッと主張を始めます。香りが汗で流れてしまうくらいに暑い季節にぴったりで、汗で流れてしまってもこのアクアノートは持続しますからクールダウンすると復活すると思います。ウッディの香り方も甘さがほとんどなくてすっきり目ですよ。元祖のカボティーヌとは全く別物になっていますので、カボティーヌらしさを持った変化球版ではありません。

(30/10/2006)