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Sampleレヴュー

■Cabaret (2002年)

Michel Almairacによる香りで、ボトルはコスチュームデザインをイメージしたもの。ボトルのインパクトは大きかったですよね。。

トップ:ローズ、スズラン、ピオニー
ミドル:ヴァイオレット、ブルーオーキッド、フランキンセンス
ベース:パチョリ、サンダルウッド、アンバー、ムスク

フルーティーフローラル、トロピカル系が全盛期だった頃に発売された香りとしては少し異質だったと思います。ローズとスズランが明るく可愛らしく香るフレッシュフローラルで、1つ1つの香料が明確ではないためイメージがし辛いと思いますが、スズラン系の単品香料の中にヴァイオレット系の香料とローズ調の香料を組み合わせた香りが軸となっています。ただ、ローズ調の香りの中から次第に姿を現すのがパチョリとアンバーノートで、ウッディノートと共に少し歪んだ感じで落ち着いていくのです。ただ可愛らしいばかりではない、そんなラストノートで終わります。フランキンセンスはとても微量ですが、微かにニュアンスを感じ取ることが出来ますよ。もうすでに廃番となってしまったようですが、市場には安価で流通していますので、懐かしく感じられた方は久しぶりに手にしてみるのも良いのかもしれません。

(21/03/2012)

 

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