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Vol de Nuit / 夜間飛行


<香 調> オリエンタルウッディ
<仕 様> レディース
<容 量> 30ml
<濃 度> P

トップ
ベルガモット、ガルバナム、ぺティグレン
ミドル
ジャスミン、ナルシス、スパイス
ラスト
ウッド、アイリス、バニラ、アンバーノート、アーシーフォレストノート



1931年10月に発売されてベストセラーとなったサンテグジュペリの小説にインスパイアされたいわばオマージュ作品で、1933年発売。

もともと郵便飛行士であったサンテグジュペリが自身の体験をもとに綴った「人間の尊厳と勇気」をテーマとした作品です。決して綺麗なだけではない夜間飛行の話で、どちらかというと生と死を見つめた過酷な状況下での夜間飛行です。あまり気にしたことがなかったのですが、このボトルはひょっとしてプロペラをイメージしているの?

今まで香ったことはあったものの、しっかりとレビューをしたことがありませんでした。トワレでのレビューなのですが、この香りは付けた瞬間からとてもクラシカルでアーシーな香りが立ち上ります。トップの爽やかさはどこへやら、最初からパチョリとアンバーがどっしりと出ています。ミドル以降にはトップにシトラスがあったのだとわかるようになりますが、基本的にはオリエンタルです。ジャスミンや水仙のすっきりとした香りと共にアンバーとアイリスが香っています。空から見下ろした大地を、その大地から立ち上る香りを表現しているようで、空を飛ぶ爽快感は全くないです。それだったらJoop!のナイトフライトの方が合いますもんね。20代ではまだ理解出来ず、30代になって良さがわかってきました。40代になると自然と自分にマッチしていくんだろうなぁ。

その後、パルファムを購入してパルファムと比較をしてみたのですが、明らかな違いは香たちです。ウッディな部分もアイリスと共に強く出ていてトワレに比べるとアニマルノートを感じます。少しすえたようなグリーン系の香りの中に潜むアニマルノート。ラブダナムのような香りはあまり強くなくて、整ったアンバー香にアイリスとジャスミンが加わった感じです。トップで感じたウッディノートはミドル以降に落ち着いて優しげな香りになっていきます。最後までアイリスがキレイで、クラシカルな良さを感じます。トップで感じたアニマルノートはミドル以降では薄れて行きます。トワレはやはりすっきりとした感じが出ていますが、パルファムは香りの深みも数倍違いますし、そもそも香りの変化がトップノートからして違います。最終的には似た感じになるのですが、それでも香りの厚みが違って感じるのですからパルファムは別格ですね。

(17/11/2006)

2009年10月、11月と調香体験セミナーでこちらのパルファムの香りをトワレ濃度で作るというセミナーを開催して大変好評を得ました。香りもかなり似ていて驚かれたようです。それと、どこからか廃番だなんて噂が飛び交っていますが、廃番ではございませんのでご安心を。

(27/11/2009)

ヴィンテージと現行品との違い、わかりますか? パッと見ただけではわかりづらいのですが、左側は60年代から70年代前半のものと思われるパルファムです。何故、そのようにわかったのかというと、ストッパーが全部ガラスだからです。

70年代に入ると、ストッパーはシリコン製が増えて行くのですが、それはChanelも同様です。このストッパーの形、サイズが大きく違うからどのような違いが生まれるのかというと・・・

ボトルネックの形が違ってくるのです。穴の径だけでなく、四角と八角形という違いも顕著に。えー、こんなところが違っていたの? と驚かれる方もいるはず。この二つのボトルは上記画像でもわかる通り、サイズが違います。ヴィンテージは一回り大きいんですよ。でも、ストッパーを取り付けた高さは全く同じになっています。不思議。

(06/07/2017)

 

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