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I Love Les Carottes / アイ・ラブ・レ・キャロッツ


<香 調> アロマティックパウダリー
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 50ml
<濃 度> EDP

トップ
キャロット
ミドル
スイートオレンジ、アイリス、ブルボンバニラ
ラスト
パチョリ、ベンゾイン



 

2010年に発売されたWe Love New Yorkというシリーズの1つでテーマはニンジン。健康を気にするニューヨーカーにとってヘルシーフードのドリンクは大切なトレンディアイテムだということのようです。

彼女は料理をするようにレシピを組んだそうですが、ニンジンよりも先にアイリスが飛び出します。えーーー? ニンジンなの? という驚きよりもアイリスの香りの本物さというか、香りの良さに惹かれてしまい、他が一瞬見えなくなるくらいです。確かにくぐもった漢方のようなキャロットシードのエッセンシャルオイルの香りが出ていて、バニラもパチョリもベンゾインもドライになり過ぎないようにアクセントに使用されている程度なのです。これはアイリスとニンジンを楽しむ香り。香り自体はそれほど持続が長くは無く、2時間でほぼラスト、3時間で無臭という感じです。それでも3種の中ではVamp a NYを抜いてこの香りが1番好きですよ。個性的なアイリスなのですが、作り手の本気さを感じるステキな香りだと思います。

(19/02/2011)

 

 

 

彼女はもともとL'Artisan Parfumeurの中で2000年にFleur de Carotteという香りを手がけています。その香りととても印象が似ていますので、いわばテコ入れした焼き直しの品。アイリスをこれだけハーバルにすることも、キャロットをテーマに組み込むことも独創的で、香りはサンプルで試した際の印象とブレていません。Fleur de Carotteの方はアクアティックなキュウリをどっさりと投入した軽いフローラルなのに対し、こちらはもう少し重くどっしりとさせた香りになっていて、軽やかさが違います。綺麗なだけではない少し個性的な漢方系アイリスを好まれる方にはぴったりだと思います。

1つ気になるのはタイトルです。何故、英語とフランス語がごちゃ混ぜになっているのでしょうか?

(06/06/2011)

 

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