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Chantilly / シャンティイー


<香 調> スパイシーフロリエンタル
<仕 様> レディース
<容 量> 15ml
<濃 度> P

トップ
ネロリ、ベルガモット、レモン
ミドル
スパイス、カーネーション、ジャスミン、イランイラン、ローズ、オレンジブロッサム
ラスト
レザー、トンカビーン、ムスク、ベンゾイン、オークモス、バニラ、サンダルウッド



1941年発売。Paul Parquet調香のオリジナルは40年代ですが、商品自体は90年代以降の復刻バージョンで、Dana社によるものです。タイトルはフランスに実在するお城の名前。

香りは清潔感を感じるフローラルアルデヒドです。アルデヒドが結構強く香り、スズランとアルデヒドにパウダリーノートを加えたような柔らかな香りからやがて、サンダルウッドの効いたフローラルウッディへと変化して消えていきます。レースの花というか、灯りがレースから漏れるような繊細な香りで、同じく再販されていたWorthのJe Reviensと酷似していると思ったら、調香がほとんど同じでした。再販するに辺り、Je Reviensに似せたのかもしれません・・・。とても安価に発売されていた商品ですが、初心者が手にするには大人びた香りだったのかもしれません。フレッシュだけど清楚で温和なイメージです。

(15/04/2013)

 

シャンティイ城は、パリ市内から電車でわずか30分たらずの所にある、とても美しい城です。城主は年代によって変わりますし、没収や再建などいろいろな時代を経て現存しているわけですが、こちらの香りはそのシャンティイをモチーフにしたものなのでしょう。(街の名前ではなく)

追記のレヴューは上記画像のヴィンテージなパルファムです。未開封で目減りしてしまっている状態ですし、ラベルも擦れて剥がれており、読みづらくなってしまっています。しかし、香り自体は3割引いても上記の現代版のレヴューとはやはり違いが明確で、もともとの香りはWorthのJe Reviensの流れを汲んだものではなく、32年に発売されたDanaのTabuの流れを汲んでいます。調香の中で目立つのはクローヴとローズのコンビネーションで、それがカーネーションのように香り、やがては少しレザー調のニュアンスを含んだアンバーウッディノートへと変化して消えていきます。とてもセクシーなスパイシーフロリエンタルといったところでしょうか。

この香りはそこそこきちんとヒットしていた香りですので、ヴィンテージの数も多く、ポスターもたくさん作られていました。それらから判断しますと、40、50年代はラベルがシール、60年代は右上がりのタイトルで印刷だったようです。ということで、タイトルの様子から鑑みると、こちらは70年代のパルファムなのではないかと思います。

(30/12/2013)

 

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