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Temperantia / テンペランティア


<香 調> スパイシーウッディ
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 100ml
<濃 度> EDP

トップ
グレープフルーツ、ベルガモット、オールスパイス、ブラックペッパー、ジンジャー、ピンクペッパー
ミドル
ジャスミン、スズラン、ヴァイオレット、シダーウッド、ガイヤックウッド、ローズ、ベチバー、パチョリ
ラスト
ホワイトムスク、アンバー、バニラ、フランキンセンス



 

禁酒という意味もありますが節制とか自制という意味の方が近いのではないかと思います。瞑想時の心の均衡を保つ香りとして彼が選んだのはピリッとスパイスの効いたウッディノートでした。トップではジンジャーとペッパーの効いたスパイシーさが弾け、それらが印象的に飛び散った後、ジワジワと硬質なウッディノートが香りだします。サンダルウッドのように柔らかなものではなく、クリーミーな香りがあるわけでもなく、固く響くようなウッディノートなのです。印象としてはHermesのTerre d'Hermesのような硬質感なのですが、こちらはキャンドルを彷彿させるようなスモーキーノートが隠れています。全体の軸はアンバーウッディノートなのかもしれませんが、スパイスとフランキンセンスがとても良く馴染んでいて、最後まで重くなく明るく香ります。ミドル以降にスズランとジャスミンの香りがわかるのですが、フローラルというほど強くはなく、全体を明るくしてくれている役割が感じられるものとなっています。

 

 

EdPですが、全体的には明るくフレッシュな部類の香りで、持続はしますが重くはありません。ラストノートはフランキンセンスに通じていきますので、やはり瞑想系がお好きな方に良いのではないでしょうか。

 

 

展示会でも目を引くイケメンでしたが、優しげな顔立ちの一児のパパ。Luxが白いボトル、白いキャンドルで、その他はボトル背面に真紅のデザインが施されています。古代ローマの彫刻をイメージさせるようなゴシックな作りがとてもイタリアらしいのではないでしょうか。

(14/12/2015)

 

これは彼が経営しているトスカーナの静かな山間にあるペンションで販売されているタンカンジン。自生しているイモーテルを、トスカーナのジュニパーベリーと、トスカーナの水で作ったジンに入れて香りづけしたというもの。ペンションのレストランで使うために作られたジンが一般向けに発売されているのです。Helichrysum Ginは日本にも発送してくれますので、ご興味のある方はこちらからどうぞ。イモーテルの香りが微かに鼻に抜けるジンは、とてもアロマティックで美味しいです。

(02/08/2021)

 

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