香水としては、JLoも続くSTILLもヒットして、日本人に受け入れられやすい香りを出してきたジェニファーロペスですが、マイアミグロウは不発でしたね。話題にもならなかったし、噂もまばらで。そんな彼女の新作は「LIVE」というタイトルで、ボトルは紫と黄色と緑のエンボスのかかったもので、リボンをイメージしてるんだとか。香料だけ見ると結構甘そうですよね。

印象としてはまぁ、取っつきやすいフルーティーフローラルですね。この手のフルーティーフローラルはありがちではありますけれど、やはりどれをとっても「それなりに好き」という感覚があるのが不思議です。ただ、トップに香るフルーツで一番強いのはパイナップルで、それが印象的です。時間が経過してベースに落ち着くと、トップにはなかったちょっとした苦さが出てきて、年齢的に落ち着いた感じになります。若すぎないベースですね。

似ている系では、マドレーヌヴィオネットのMVのベースとそっくりです。ジェニファーロペスはもうちょっと斬新なもので出してきても良かったかな、という期待があったんですけれど、今回はボトルが良い感じだったので良しということで♪トップの甘さよりも時間が経過してからの方が甘さが強いです。なんて言うのかな、ちょっと苦さというか渋さのある香りがベースにあるので、若すぎない感じになるんですよ。MVの方女性的ではありますが。

(04/07/2006)