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Rococo men / ロココ メン


<香 調> スパイシーグリーンウッディ
<仕 様> メンズ
<容 量> 75ml
<濃 度> EDT

トップ
アイビーリーフ、スティラックス、ブラックペッパー、ジュニパーベリー、ジンジャー、ホワイトフリージア、ダウナ、マホガニー、アンバーグリス、シダーウッド
ミドル
ラスト



レディースに続いて翌年の2001年に発売された香り。トップはジュニパーベリーやジンジャー、ホワイトフリージアにアイビーリーフ等のスパイシーだけどすっきりとしたハーブ系が広がり、次第にウッディに変わります。全体的にドライなスパイシーウッディ系で、王道ではあるのですが、とてもクールな印象です。甘さはそれほど感じないですね。香料の中でダウナとは、インド原産の木の葉だそうで、どうやら苺に近い甘さを有しており、西インドでは食用オイルとして使われているのだそう。収穫の少ない貴重なオイルみたいですね。香りも強いらしいのですが、ロココフォーメンに苺は感じません。

(04/07/2006)

 

 

改めて香ると、意外なほどグリーンノートがトップで弾けていたことがわかりました。スパイシーグリーンで始まり、そこからは少しオイリーなウッディムスクへと変化していきます。それ以外には微かにココナッツ調の甘さが感じられるのですが、それがダウナなのかもしれませんね。後半は今でこそ珍しくはないアンバーウッディ系の香りへと変化して落ち着くのですが、これはアンバーウッディ系の香料というよりも、アンバーグリスの効いたウッディノートという形で、一度回って古くないラストを迎えるのです。

上記の広告だと少しやんちゃな若い世代がターゲットだったのでしょう。そしてアンバーグリスの効いたシャープでドライな香りが、肌に馴染んでセクシーに香るというスタイルだったのだと思います。ボトルデザインはあまりJoop!らしくなく、少し可愛らしくも思えるバブルなデザイン。シルバーのローズがボトルに巻かれていたり、腕に絡んでいたりするのであれば、メタリックなローズを組み込んだ方がもっとセクシーに感じられていたのではないかと思うのですが、そこまでの個性は求められていなかったということですよね。

(28/07/2021)

 

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