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Rococo / ロココ


<香 調> フルーティーフロリエンタル
<仕 様> レディース
<容 量> 50ml
<濃 度> EDP

トップ
ベルガモット、パイナップル、ジンジャー、マグノリア、ヘリオトロープ、ローズ、イランイラン、ジャスミン、ピオニー、バニラ、エキゾチックウッド、キャラメル
ミドル
ラスト



1999年発売。ロココはメンズもレディースもオンラインサイトでの取り扱いが結構あるみたいですね。シンプルだけどしなやかな曲線がなんとも手になじむボトルで何とも可愛らしい。やっぱりファッションフレグランスにおいて、ボトルデザインは大切ですよね。。



トップは確かにフルーティーで、最近はやりのトロピカル系なのか? と一瞬躊躇うものの、ヘリオトロープをはじめとする少しパウダリーな匂いがくすぶり始め、ウッディにバニラが重なった香りへと移ろいます。メンズにありがちになウッディオリエンタル香ではなく、フローラル要素のある香りになってますのでしっかりとレディースとしてまとめられています。少しスパイシーさ、アロマティックな部分も感じられ、ボトルのオレンジ色から想像されるシトラス系の香りではなくて奥深さのあるフルーティウッディオリエンタルとなって落ち着きます。

(04/07/2006)

トロピカルフルーツ旋風が巻き起こる直前の、過渡期に当たる香り。バブル期に流行した主張の強いこってり系のフルーティーオリエンタルの流れを受けつつ、時代に合わせて作られたフルーティーフロリエンタルです。フローラルノートは少しケミカルさが強く出る部分がありますが、全体のトーンとしてはクローヴやジンジャーなどがあったら男性でも使えそうなユニセックス寄りな印象を受けます。ベースにあるカラメルはフルーツ、特にベリー系のフルーツには欠かせないパーツなのですが、そこが強く香りグルマンにまとめられたものではなく、飽くまでもフロリエンタルの1つのパーツとなっています。パチョリや樹脂香がないため、オリエンタルではあっても比較的あっさりとしており、シンプルなウッディオリエンタルが肌に残ります。

改めて上記の広告を見ると、この香りはパルファムも発売されていたんでしょうね。キャップの部分が全てガラスとなったフラコンだったのであれば、とても美しかったはず。

(27/07/2021)

 

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