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L'eau par Kenzo pour homme / ローパーケンゾー・プールオム


<香 調> シトラスアクアティック
<仕 様> メンズ
<容 量> 100ml
<濃 度> EDT

トップ
柚子、マンダリン、ホーリーフ
ミドル
ロータスリーフ、ウォーターリリー、アクアティックミント
ラスト
グリーンペッパー、ローズウッド、ホワイトムスク



1999年発売で、2003年にボトルリニューアルをした香りで調香はFirmenich社のOlivier Crespです。トップのホーリーフは聞きなれないかもしれませんが、リナロールという成分が9割を占めており、ローズウッドの代用として使われます。ほとんど合成でしょうけど。というか、この香水は柚子以外ほとんど合成なのではないかと思うほどケミカルの極みな感じです。ただ香りはシトラスが結構強くて、アクアノートとシトラスで8割が出来ているような香りの印象です。柚子を核としているのですが、柚子の中のシトラスな部分が出ていて、皮の苦味は押さえてあります。だから使い安い香りになっているのですね。ラストノートはほぼローズウッド(というかリナロール)の香りになって落ち着きます。

香水らしい香水が苦手な方はまずさっぱりとしたこういうアクアノートやマリンノートのものから使い始めることが多いようです。甘さもほとんどなくて時間と共にローズウッドがさっぱりと香り始めますから、使い安い香りであり、手にしやすいカジュアルな価格であることが要因だと思いますが、ニッキアフレグランスを使い始めるとこういうアクアノートがとてもケミカルに感じて使いにくく感じてくる人も多くいらっしゃいます。ですから、やはりこういう香りも決して「万人受け」のものではないんですよ。使う量には注意したいですね。

(13/02/2008)

 

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