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Original Musk Blend No1 / オリジナルムスク ブレンドNo1


<香 調> ムスキー
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 100ml
<濃 度> EDT

トップ
ベルガモット、ネクター、オレンジブロッサム
ミドル
ローズ、リリー、イランイラン、ネロリ
ラスト
トンカビーン、ホワイトパチュリ、ムスク



2004発売。フローラルっぽさはとてもクラシックな感じで、それこそアルデヒドっほさのあるフローラルが香ります。そこから少しアーシーでパラベンのような香りを伴って落ち着くのです。ベースは温かですが、ユニセックスというのは微妙で、メンズっぽいと捉えると図書館通いが趣味のインテリ風で、レディースと捉えると女性らしさを隠し、男性社会で生きている仕事に没頭している感じ人を想像してしまいます。クラシックなアルデヒドフローラルが好きな人であれば、すんなり受け入れられると思いますが、最近の流行からするとメンズとしての方が受け入れられやすいのではないでしょうか。 色に例えるならばやはり茶色。ボトルもそうですが全体としてのイメージが茶色。突出した香りはなく、ネクターやイランイランの印象は弱いです。トンカビーンの甘さもさほど強くはありません。

(04/07/2006)

 

発売から来年で20年ですが、未だに廃番にはなっていないロングセラーな香り。上記の稚拙なレヴューでは全くムスクに触れていないのですが、かなり、いや久しぶりに香った香りは以前よりもアニマリックなムスクでした。そうか、シトラスノートやフローラル感があったのかと気づく頃には薄れているのですが、トップに感じたアルデヒドはアルコールと共に少し金属的に弾け、そこから重厚感のある石鹸香へと変化していきます。アニマリックだけど野獣というほどではなく、オリエンタルなスイートムスクを、パチョリを効かせたアニマリックなテイストでまとめたという香りで、フローラルノートは軸ではありません。

上記ではユニセックスというより男性的としていましたが、その印象は今でも変わらず、あまり女性的な香りではありません。現行品はリフォーミュラしている可能性もありますが、No.5のラストノートをメンズのシェービングソープにしたような香り。

(06/10/2023)

 

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