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Scent of Soul 03 / 魂の香り-03


<仕 様> ユニセックス 
<容 量> 各5.5ml
<濃 度> EDP



1■Tamburo(Tamburo) 〜The rebel's perfume〜

ダマスカスローズ、パチョリなど

ローズのエネルギーとパチョリのリズムで肉体的な面と精神、感情という3つの側面に影響して調和を図ります。自分の中の内気な部分を捨て、前に進むその一歩を手助けする香りで、ローズが心を動かし、パチョリが身体を動かすのです。付けた瞬間はローズが強く香りますが、次第に香りはパチョリへ移ります。胸ポケットに香りのついたハンカチを入れておき、ここぞ、という場面でそっと香るというのが効果的だそうです。


2■Te Verde(Green Tea) 〜The healing perfume〜

グリーンティーなど

喉の渇きを癒すようなすっきりとした香りで、緑茶にインセンスを足したような香り。フランキンセンスとシトラス、グリーンティー系を合わせたような香りで、ありがちなグリーンティーではなく、少し変わった系統です。


3■Feromone(Pheromone) 〜Men's pheromone perfume〜

アンバーグリス、カストリウム、オークモス、サンダルウッドなど

フェロモンの研究が本格化したのは1950年代に入ってからのことで、まだまだ新しい分野です。医薬目的に限り、フェロモンを発する数少ない動物から天然のフェロモンを採取し、研究が行われています。この香りは100パーセントナチュラルなアンバーグリスとカストリウムで構成されています。それを使いやすくするために、オークモスとサンダルウッドを加え、調子を整えています。香るとアニマルノートがあるのはわかるのですが、どちらかというとオークモスとサンダルウッドが強く出ていますので、動物臭が強くて・・・というわけではありません。


4■Attar Maulana(Orientalismo) 〜oriental perfume〜

調香不明

正式タイトルはAttar Maulana。スーフィー教の今のシャイフ(長老)のために、彼の弟子と一緒に創り出した香りだそうです。長老をたたえる為、ボトルには彼の名前のカリグラフィーが描かれています。スパイスはそれほど強くはないのですが、ナツメグなんかにミルラやフランキンセンス、乾いたウッディ系を足していった感じの香りです。華やかさはなくて、やはり瞑想系の香りにしたかったんだと思います。


5■Gipsy Queen(Gipsy Queen) 〜The perfume of Carmen〜

ローズ、チュベローズ、ラベンダー、ナイトブロッサム、パチョリ、スティラックス、シベットなど

カルメンを歌うオペラ歌手の依頼で制作された香りで、依頼者とのメールのやり取りがオフィシャルサイトに全て記載されています。どの本の、どの映画のカルメンを想像しているのか、依頼者の想像するカルメンを探し出し、彼女のステージに間に合うように制作されました。カルメンの性格を踏まえ、本物のジプシーであった自由奔放さと情熱、そして女性らしさを出している香りです。パチョリが強めでしっかりとした香りなのですが、比較的すっきりとしています。7割パチョリで、それ以外がフローラルという印象ですが、重さがないのが意外です。オペラ歌手が役になりきるのを助ける香りとして作られたのだそうです。


6■Bazaar(Bazar) 〜The perfume of bazar〜

アフリカンスパイス、レジン類など

アフリカやアラブの市場の香りで、典型的なアフリカスパイスと中東の樹脂系の香りをブレンドしてエキゾチックな香りとしています。スパイスのエネルギーは太陽のエネルギーと言われ、芯まで温かくなる香りです。少し冒険してみたいという願望と、家庭的な安心感との2面性を持った香りで、基本スパイシーなのですが、スターアニス系の甘さも入っており、とても使いやすく好感の持てる香りになっています。


7■Acqua di Angelica(Angelica Water) 〜The cologne of angels〜

アンゼリカ

アンゼリカは強い抗感染性の物質として中世から重宝されてきました。人々を病から守るという意味で、天使という名前がついたくらいの植物なのです。このコロンはアンゼリカのエッセンスのみで作られています。天然のエッセンスが皮膚のphを変えることなく強く殺菌してくれるので、衛生面でも最適なのだとか。香りは不眠症、不安、寝起きのだるさ解消に役立ちます。これは香水ではなくて化粧水の方が良いのかも・・・という軽さです。ハーバルでとても良い香りなので、パシャパシャと贅沢に使いたい感じです。


8■Grezzo(Brut) 〜D'eleganza〜

ウッド、アロマティックグラス、カストリウム、バニラ、ネロリ、ローズなど

親交のあるイタリアンデザイナーの依頼で創られた香りで、上流階級のパーティーやファッションショーなど公式な場に相応しいよう、ドレスのように纏う香りを作り出したそうです。香りは少し微妙で、バニラに甘苦さが加わった感じです。劣化臭ではないのですが、少し苦味がでていますね。カストリウムのアニマルっぽさはそれほど強くでていないのですが、香り自体は複雑に感じます。華やかではなく、オリエンタルで妖しい感じの香りになっています。

(17/11/2007)

 

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