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Tonka / トンカビーン


<香 調> パウダリーオリエンタル
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 50ml
<濃 度> EDT

トップ
精油希釈
ミドル
ラスト



植物というか豆そのものについてはこちらに詳細を記してあります。一部を抜粋します、

南米の西部、北東部、西アフリカのナイジェリアなどで得られるマメ科の植物の果実の種子で、熟した豆を乾燥させ、一度ラム酒やアルコールに漬け込んでから、更に乾燥させると、豆が左の画像のように縮み、クマリンという芳香成分が得られるようになります。

このトンカビーンの主成分というか一番メインの芳香は「クマリン」と言い、このクマリンなしでは香水が成立しないと言われるくらいに大活躍している芳香成分なんです。オリエンタル調の香りで、ベースノートの甘さを出すのによく使われています。精油の希釈物は一言で言うと「サクラ餅の香り」。ですから、サクラの香りを再現するのにも使用されているはずです。クマリン自体もサクラ餅っぽい少しパウダリーな香りをしていますからね。

そもそもこのトンカビーンの精油を扱っているサイト自体が珍しいのです。トンカビーンの代用としてクマリンを使用している製品が多いでしょうから、精油自体それほどメジャーにはなっていないのかも。精油を希釈しただけの製品ですので、香りはもちろんクマリンというかサクラ餅の香りです。でも、やっぱり香りは変化していくんですよ。トップノートが一番サクラ餅っぽい香りだったのですが、時間とともにパウダリーさが緩んで香りがまろやかになります。この香りを知っていると「あぁ、トンカビーンが香っている」とすぐにわかるので、勉強用に購入した製品です。

(17/11/2007)

 

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