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Essential / エッセンシャル


<香 調> フレッシュアロマティック
<仕 様> メンズ
<容 量> 75ml
<濃 度> EDT

トップ

タンジェリン、ベルガモット、ブラックカラントリーフ

ミドル
ブラックペッパー、ローズ
ラスト
サンダルウッド、パチョリ



2005年発売で香りを手がけたのはLaurent Bruyere。波しぶきと薄いグリーンのボトル。ポスターの男性も緑のポロシャツ。香りはマリン系のグリーンだと想像しやすいですよね。確かに、アクア系の要素は感じるのですが、いわゆるマリンノートではなく、シトラスが強めで始まります。ブラックカラントは強くは感じられず、とってもさっぱりとしたシトラスグリーンがトップから香ります。フルーティーなオレンジというよりも、もっと軽めでフレッシュな感じです。次第にペッパーの存在がわかるようになってきて、アロマティック香と共にウッディと混じるという印象です。そこからは、スパイシーウッディグリーンのまま薄くなって消えていくのですが、全体を通して、とても爽やかで、飛び散る汗も清々しいスポーツブランドらしい香り。

 



スポーツウェアに明るくないので良く知らなかったのですが、ラコステってもっとターゲット層が高い気がしていました。この香りはトニック的だったり、強い男性像のある香りではありませんから、スポーツ系ではなくて、普段からカジュアルに使える香りだと思います。

(01/08/2006)

おそらく世界一有名なワニのロゴを、ボトルの背面にデザインした、とてもラコステらしいデザインのボトルです。15年前はわからなかった合成香料の存在がわかる今、再レヴューをすると香りの軸は大量のフレッシュノートにあることがわかります。グリーンととシトラスはトップで弾けるアクセントで、それと共にたっぷりのフレッシュノートがスパークするのです。これはカラーにもなっているグリーンが良いアクセントとなっており、Hedioneに代表されるフレッシュノートと共に広がっていくのですが、ローズというのも合成香料の単品香料がいくつかある、という程度でローズらしさは感じられません。またベースノートにあるウッディノートもとても控えめで、ムスクを少し補佐している程度のもの。全体的にとても軽やかなフレッシュアロマティックで、上記にもあるように光る汗も爽やかにしてくれそうです。

キャップはメタルをイメージしていますが、実際はプラで、重量感のあるタイプではありません。発売から15年を経て、未だに廃番になっていないところを鑑みると、一定の顧客がついているラコステにとってのヒット作になっているのだと思います。

(19/04/2021)

 

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