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Le Parfum / レ・パルファム


<香 調> モダンオリエンタル
<仕 様> レディース
<容 量> 50ml
<濃 度> EDP

トップ
ベルガモット、ベイリーフ、ピンクペッパー
ミドル
ジャスミン、ヘリオトロープ、アーモンド
ラスト
バニラ、パチョリ、トンカビーン、サンダルウッド



2005年の7月発売。フランスでは8月、世界的には10月だったようです。 「モダンでエレガント」を掲げたこの香りは、モダンオリエンタル。モダンとは言うけれど、クラシックとモダンの中間的な微妙な感じですね。クラシックすぎず、モダンすぎず、ターゲット若すぎず、高すぎず。まさに、30代〜50代くらいでしょうか。

甘めな香料が多いのですが、グルマン系ではなくパチョリとサンダルウッドが効いており、ウッディノートが強めに出ています。フローラルさというよりもウッディオリエンタル、スイートウッディ。そこにペッパーのスパイスが加わった感じでしょうか。ジャスミンやヘリオトロープのフローラルっぽさは他の香料と混じりあい、それとわかるほどではありません。フレッシュで活力あふれた香りではないですが、とても落ち着いた控えめで品のある香りだと思います。

(04/07/2006)

 

何とも恥ずかしくなるような稚拙なレヴューをなんとかしなくては・・・と肌にした香りは、上記では全く触れられることのなかったアーモンドで始まります。これは、アーモンドがとても印象的で、スパイスのようにトップで甘く弾けます。ヘリオトロープはその印象を受け継ぐ杏仁調のスイートノートですので、相性も良く、配置されたことに意味のある香りたち。

それらを取り巻くように配されたのはフローラル感を増すためのジャスミンとバニラやクマリンのスイートノートで、オリエンタルウッディなベースへと引き継がれていきます。グルマンではないけれど、スイートノートはトップでも感じられるほどで、フローラルノートとしてはジャスミンよりヘリオトロープの方が強く、主体はジャスミンではありません。大きな個性はないけれど、ワードロープの中にはあっていいよね、というカテゴリの香りで、フェミニンというほどフェミニンではないので、これであればユニセックスで使えることと思います。

発売から16年を経てもまだ廃番にはなっていません。Laliqueの中では比較的ロングセラーな香りなのではないでしょうか。

(28/06/2021)

 

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