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Sampleレヴュー

■Jeanne Lanvin (2008年)

創設者であるJeanne Lanvinに敬意を表した形で2008年10月に発売。フルーティーグルマンな香りで調香はIFF社のAnne Flipoが担当です。

トップ:ブラックベリー、ペア、シトロン
ミドル:ラズベリー、ホワイトフリージア、ピオニー
ベース:ムスク、サンダウルッド、アンバー

ボトルもパッケージも少しクラシカルでカチッとしたものを目指したようです。ボトルにはリボンがついていてこの年大ヒット、クロエの影響を受けたと言わざるを得ません。(包帯にも見えますが・・・)フルーティーグルマンという香りながら香りは普通のフルーティーフローラルで、エスカーダのトロピカルシリーズが大ヒットしていた2000年辺りにいろいろなブランドがこぞって発売していたいわゆる「ベリー系」のものです。何故こんなに可愛らしくなってしまったのか、何故今この香りなのかがとても不思議ですし、そもそもJeanne Lanvinに敬意を表した形・・・というのがこの香りではちょっと拍子抜けしたというのが素直な感想です。ブラックベリーやラズベリーが全面に強く出ており、つける人によっては少し前の他の安価な製品を使っていると間違えられてしまいそうな気もしてしまいます。価格が下がれば是非10代の方々に使って欲しいような可愛らしい香りです。この香水のサンプルが2mlのロールオンというのは珍しいです。(11/03/2009)


■Rumeur 2 Rose (2007年)

いつ発売されていたのかわからなかったのですが、どうやら2007年の12月中に中国が先行発売だったようです。やはりアジア向きな香りとしてシアー系のフルーティーフローラルになった様子。ということで、ターゲットはアジア。

トップ:オレンジ、レモン、グレープフルーツ、ペア
ミドル:ホワイトローズ、ハニーサックル、スズラン、マグノリア、ジャスミン
ベース:ウッディノート、パチョリ、アンバー、ムスク

ボトルがピンクになっただけでかぜん可愛らしくなりますよね。もともとのボトルがとても好きなのですが、色だけでこんなにニュアンスがかわるなんて。香りは言わずもがな、どこかで香ったことのある系です。似た製品、似た香りが氾濫しているのでこれはボトル買いで良し。トップのシトラスも強すぎず、本当にシアー系の香りです。EDPの割にはタッチが軽くてすぐに薄っすらとしたフローラルが広がります。フルーティーフローラルというほどにフルーツは強くはないのですが、エクラドゥアルページュ系の香りを瑞々しく薄く軽くしていったら近くなるイメージではあります。Rumeurの妹版という感じでとても使いやすいオーソドックスな香りだと思います。

 

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