*Log in
 *Log out
 *My account

| Top | Books | Topics | PMF | Q & A | Making | Essential | Perfumers |  PRESS |
  

Sampleレヴュー

■Arboretum (2001年)

最初に発売した6つの香りのうちの1つで、タイトルは「植物園」です。紅葉の盛りとなった秋の植物園で、樹木の茂る水辺を散歩する様子をイメージしたようです。 調香はPierre Bourdonが担当。

コリアンダー、オークモス、リーブス、バーク、ヘザー、パインウッド、ファーウッド(モミの樹)

調香にもウッディ系が満載で、落ち葉の舞い散る雰囲気が出ています。 ユニセックスのものが多い中でこれはメンズっぽいウッディです。渋めなウッディとパインウッド、オークモスが良く出ていて、少し甘苦い感じがします。その甘苦さはトップノートで落ち着いてしまってうっすらとしたウッディが続くのですが、典型的なメンズに使われているノートに似ています。トワレなのですが、このブランドは全て軽いんですよ、香りが。フレッシュな他の香りと同じ感覚で使えるコロン並みの軽さ。ミドル以降は少しウッディがドライになって、グリーンウッディとなって香ります。(20/12/2007)


■Precieuse Orchidee (2007年)

夢へと誘う魅惑的な蘭の香り。

トップ:レモン、ベルガモット、ジャスミン
ミドル:オーキッド、サンダルウッド
ベース:アンバー、バニラ、ベンゾイン、ムスク

ベースノートがどっしりとしていて、このブランドの中では一番香りの持続も良いようです。調香を見ていてゲランのランスタンな雰囲気に近いのかな、と思っていたら、ミドル以降で似たような雰囲気になってきました。トップはパウダリーさが甘さと一緒に出ていたのですが、ミドルでフローラルが重なると雰囲気的に似た系統になります。ただ、ランスタンの方がセクシーで華やかですけど。こちらの方が落ち着いたユニセックスっぽさを持った香りになっています。ベースノートがやはり一番強いんですよ。甘さが強いわけではないのですが、ベンゾインも出ていて樹脂っぽいオーキッドという雰囲気になっています。(20/12/2007)

 

<Le Prince Jardinier Topに戻る>

profice〜香水のポータルサイト〜