公式サイトからも姿を消してしまっていまして、詳細がわかりません。南仏のマノスクの工場直営店で、安くなってたから購入したものです。メンズの香りはいくつか廃番になってしまうということ自体は知ってたんですが、これは情報が先に消えてしまってました。どうやら、1990年に発売となったものみたいです。メンズの香水というとウッディが強かったり、ハーバルグリーンがメインだったり、トップには必ずシトラスで、どことなくトニック的な香料が使われてたりするイメージがありますけど、これはとてもライトで優しい香りです。

付けた瞬間は少しシトラスもあって、シャープな感じがしますが、サンダルウッド的なやわらかな香りになっていきます。サンダルウッドもこれまた薄い感じで、漂ってるというくらいの香りなんですよね。湯上がりの石鹸の残り香的なイメージもあります。あらら、こんな香りを出してたなんて・・・と今さら思ってもしょうがないのですが、なんか廃番になるのが惜しい香りです。

ロクシタンのメンズの香りの中では、一番「日本人好み」な香りだと思うんだけどなぁ。

(15/07/2006)